太もも 内側・外側・前面・膝周辺

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プラズマリポは、レーザーを使用した脂肪溶解とは違い、周囲に拡散する光を使用して、脂肪を溶かす技術です。レーザーを使用した機械は、非常にたくさんの種類が市場に出回っていますが、どれも、レーザーを使用する限りは、大きな違いはありません。それは、レーザーは、まっすぐ前にしか飛ばず、波長が一つしかないからです。そして、途中に遮蔽物がない場合には、そのエネルギーはどこまで行っても変化しません。プラズマリポの拡散する光は、多くの波長を含んでいて、しかも上下左右・前後にも、飛んでいきます。したがって、ファイバーの先端から、距離が離れれば離れるほど、遮蔽物がなくても自然に減衰します。
まっすぐ前にしか飛ばないレーザーと、上下左右・前後にも飛んで行くプラズマ光を比較すると、脂肪を溶かす範囲は、プラズマ光の方が広いことは、誰でもわかると思います。また、その安全性ですが、遮蔽物なしでも、ファイバーの先端からの距離によって自然に減衰するプラズマ光のほうが、安全性が高いことが分かると思います。実際に、30ワットの出力で、ファイバーの先端を、直接目に向けて照射した場合、レーザーの場合には確実に網膜を焼いてしまいますが、プラズマリポの場合には全く問題ありません。それは、光が拡散するため、光のエネルギーは、ファイバーの先端からの距離の二乗に反比例して減衰するからです。だから、レーザーを使用して手術する場合には、医師ばかりでなく、患者さんや手術室内のスタッフも全員、防護用のサングラスを装用しますが、プラズマリポの場合には、誰もサングラスを装用する必要がありません。

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少しややこしいのですが、計算を用いて、数値でプラズマリポの安全性を証明してみたいと思います。以下は、遮蔽物がない状態での計算です。たとえば、ファイバーの先端でのエネルギーが、レーザーもプラズマリポも30ジュールで、先端から1cmのところではプラズマリポが20ジュールまで減衰していたとしましょう。そこで、この条件で、ファイバーの先端から2cmのところでのプラズマリポのエネルギーを計算してみます。プラズマリポの場合には、ファイバーの先端からの距離が2倍になりますので、減衰率は1cmの場合の2X2=4倍になります。1cmの距離で3分の2に減衰したわけですから、2cmの距離では(3X4)分の2、つまり6分の1に減衰する計算になります。すると、ファイバーからの距離が2cmのところでのエネルギーは、30ジュールX(6分の1)=5ジュールとなります。一方、レーザーは距離に関係なく減衰しませんので、そのまま30ジュールです。どこまで離れても先端でのエネルギーがそのままであるレーザーと、距離の二乗に反比例してエネルギーが減衰するプラズマリポとでは、このように簡単な数学での理論上も、安全性の差が明らかになります。また、このことは、手術室内では誰もサングラスを装用する必要がないことも、証明しています。

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プラズマリポが、レーザーを使用する機器よりも優秀なのは、この安全性ばかりではありません。たくさんの波長を含んだ光であることも、その優秀性を物語っています。「脂肪を溶かす器械なのに、なぜ、脂肪によく吸収される波長だけではだめなのか?」と思われるかもしれません。しかし、脂肪組織は、脂肪だけで構成されているものではありません。脂肪細胞ひとつ取ってみても、大部分は中性脂肪で構成はされていますが、それと結びついて形を保っているたんぱく質や、核酸、各種アミノ酸などが、その中に存在します。脂肪のみに吸収率が大きなレーザーでは、確かに脂肪細胞を構成する大部分である中性脂肪と細胞膜には吸収され、これを溶解し、破壊することができます。しかし、それでは脂肪細胞の破壊にはなりますが、脂肪組織の十分な破壊にはつながりません。

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細胞というのは、顕微鏡で見なければ見えないほどに小さなものです。脂肪細胞もその例外ではありません。したがって、脂肪細胞がただ単に集合しただけでは、その外見は液体でしかないのです。ところが、やわらかい脂肪組織でも、きちんと形を持った固体です。脂肪組織の中に、脂肪細胞のみしか存在しない場合には、このように形を持った個体にはならず、液体のままのはずですから、人間が立ち上がればふくらはぎや足の甲のほうへと流れていき、上半身はガリガリになります。また、脂肪吸引の際には、吸引しなくても、皮膚から細い注射針を刺せば、勝手に流れ出てしまうはずです。しかし、現実にはこれらのようなことはありません。それは、脂肪細胞の集まりである脂肪組織の構造が存在するからです。

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では、脂肪組織の構造とは、どんなものでしょうか?一言で例えるなら、「ブドウの房」「ブドウの出荷」です。脂肪細胞をブドウの粒に例えてみると、わかりやすいと思います。ブドウの場合には、たくさんの実が一つの房についていますが、脂肪組織の場合には、脂肪細胞が5から8個で、一つの房を作っています。その房が、きちんと紙に巻かれてブドウが出荷されるときのように、たんぱく質やアミノ酸などでできた膜で包まれています。そして、それらが、再び5から8個集められて、小箱の中に入っているのです。さらに、その小箱が5から8個集まって、中箱の中に入っていて・・・・・、といった具合に、「5から8個集まって膜に包まれる」というのを、やはり5から8回繰り返して、初めて目に見える「脂肪の粒」になります。つまり、脂肪細胞を包んで房を形成したり、箱の代わりになっている「膜」の存在が、肉眼では見えない脂肪細胞の集まりである脂肪組織を、液体ではなく固体の状態にしているのです。

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では、脂肪によく吸収されるレーザーで、脂肪細胞のみを破壊すると、どのようなことが起こるかということです。当然、「膜」が残ってしまいます。この「膜」ですが、実は脂肪組織の再生に重要な、脂肪組織由来幹細胞を含んでいます。脂肪組織由来幹細胞は、脂肪組織の中の「膜」に含まれているのですが、その中身は、脂肪が少なく、蛋白質やアミノ酸、核酸などが豊富に含まれています。そして、サイズ的には脂肪細胞よりもかなり小さく、血液の赤血球と同じくらいです。したがって、脂肪のみを溶かすレーザーでは、これらの脂肪組織由来幹細胞の破壊は非常に難しく、せっかく除去した脂肪組織も再生しやすいと言うことになります。しかし、プラズマリポの場合には、レーザーと違って、脂肪によく吸収される波長以外にも、多くの波長を含んだ光を発振するため、これらの脂肪組織由来幹細胞や膜の成分まで破壊が可能です。また、ドレナージを加えることで、破壊されて遊離してしまった脂肪細胞や脂肪組織由来幹細胞も、手術中に体外に出すことができ、より大きな効果を望めるのです。

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ドレナージというのは、少し聞きなれない言葉かもしれません。ドレナージとは、元々の意味は「廃液」です。つまり、この場合は、プラズマリポで溶かした脂肪が液体になっていますので、これを排液するわけです。この液体に中には、プラズマリポによって溶け出た脂肪とともに、細胞の残骸や脂肪組織の形態を安定させていた「膜」の残骸、さらに死んでしまった脂肪由来幹細胞や、脂肪細胞の前駆細胞の残骸などが含まれます。
普通のレーザーによる脂肪溶解の場合には、これらの「残骸」を、体内に残したまま終了してしまいます。体内に残された残骸は、自然に吸収されていくという理論のもとに、このような方式を採っているのですが、吸収されるまでの時間は、非常に長いものがあり、少なくとも3カ月、場合によっては6カ月かけて、徐々に吸収が進行していきます。つまり、この場合には、手術の効果が完成の域に達する、あるいは、手術の効果が見えてくるまでには、術後、長期間を必要とするということです。そこで、プラズマリポ・ドレナージを行った場合には、これらの残骸を、脂肪組織を溶かすと同時に体外へ排出しますので、手術の効果が出てくるのが早いという特徴があります。具体的には、ドレナージを行わない場合には、術後1カ月の状態でも、脂肪組織が減少した感覚がない場合があります。術後1カ月の状態では、残骸の吸収はかなり進行した状態なのですが、脂肪組織の減少は、あまり自覚されません。しかし、プラズマリポ・ドレナージの場合には、大量に脂肪組織を溶かすことと、それに伴ってできた残骸を、発生すると同時に体外に排出するため、術後1カ月で、大半の患者さんは、手術の効果を実感し始めます。

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ドレナージをしない場合に、効果が出るまでに数カ月という長期間を必要とするのは、溶けた脂肪組織の残骸の吸収が、ゆっくりであるというだけが、理由ではありません。それは、吸収がどのように進行するかということに関係しています。
まず、溶けた脂肪組織は、正常の脂肪組織ではないため、人体は、これらを異物として認識します。つまり、溶けた脂肪組織は、体の中に発生した異物として処理されるわけです。完全な液体の成分で、元々血液内にも存在する物質の場合には、リンパ管や血管に取り込まれて、処置された部分から取り去られ、肝臓などで代謝されてしまうのですが、ここで問題になるのは、細胞の残骸の部分で、性状的には固体の部分です。固体といっても、顕微鏡で見なければ認識できないほどのもので、肉眼上は液体としてしか認識できません。このような個体の異物が処理される過程は、皆さんよくご存じの通り、まず、白血球が遊走してきて、これを貪食します。この白血球の遊走は、遊走してきた白血球そのものからの腫れを出す物質の遊離を伴います。それによって、脂肪を溶かした部分に大きな腫れが発生して、脂肪組織を破壊したにもかかわらず、サイズダウンが望めない状況が続きます。この現象は、脂肪組織の残骸が吸収し終わるまで続きますので、たくさんの残骸が残っていれば残っているほど、長期間に及びます。これらの「残骸」を含んだ液体を廃液するのがドレナージというわけで、当院で開発したプラズマリポ・ドレナージは、脂肪組織を溶かすと同時にドレナージを行うという、これまでにない画期的な方法です。

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