太もも内側・外側・前面

太もも内側・外側・前面

プラズマリポで太ももの外側・内側・前面の脂肪を除去したモニターさんです。術後は、「太ももでフィッティングしていたパンツのサイズが、ワンサイズ小さいものを穿けるようになりました。」とのことです。
太ももを細くしたい場合、太ももの外側・内側・前面といった、この3つのポイントが重要になってきます。特にふとももの外側は、全体的なシルエットを決定するポイントで、太ももをより細く見せるのに必須のポイントであるということができます。そして内側は、脂肪がつくと下垂しやすい構造の脂肪で、ここについた脂肪を放置しておくと、太もも自体がどんどん太く見えるようになってきます。前面は横から見たときのシルエットを決定するもので、やはり形のいい太ももを作成するのに大切なポイントであると言えるでしょう。

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では、同じ太ももでも、後面についてはどうなのか?という疑問が出てくるかと思われます。太ももを細くしたい場合、外側・内側・前面・後面と、太ももを1周するようにプラズマリポや脂肪吸引などで脂肪を除去した方が、太ももそのものは確かに細くなります。しかし、後面の脂肪除去については、大きな落とし穴が潜んでいるのです。

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立位になると、太ももの外側の上方には特に分厚い脂肪層は存在しません。内側の上方は陰部ですので、そこへの分厚い脂肪層の分布はありません。前面については、上には下腹部があるのですが、下腹部の脂肪が太ももへ移動しないように、太ももの付け根には脂肪を隔てる繊維が存在し、筋膜から真皮へと伸びています。また、その部分には脂肪が付きにくいようにできています。しかし、太ももの後面については、そのすぐ上に接するようにしてヒップが存在します。ヒップと太ももは、下腹部と太もものように、脂肪組織を隔てる繊維が存在します。それによってヒップの脂肪が太ももに移動してしまわないようになっているのですが、下腹部と太もも前面のように、広い範囲で脂肪が付きにくい箇所が存在しません。すると、ヒップの脂肪、特にヒップの下の方の脂肪は、太ももの後面の皮下脂肪に乗っかるようにして存在することになります。この状態で太ももの後面の脂肪を脂肪吸引やプラズマリポ・脂肪溶解注射などで除去してしまうと、ヒップの脂肪を上に向かって支えている構造が失われ、ヒップが下がってしまうのです。もちろん、前述の脂肪組織を隔てる繊維の存在と、皮膚の立体的形態によって、ヒップの脂肪が太ももの後面に降りてくるということはありません。ヒップの脂肪はヒップに存在したまま、重力の影響で、皮膚・皮下脂肪を含んだヒップそのものの位置が下に下がってしまうのです。

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では、太ももをできる限り細くしたい時に、どうすればいいのかということになります。当然、後面も含めて太ももを1周するように脂肪をとったほうが、一部分を取るよりも有効なことは自明です。しかし前述のように、後面の脂肪を取ると、ヒップが下がってしまうことがあります。そこで当院では、このように太ももの後面の脂肪まで除去したい場合には、ヒップ下部の脂肪も除去することを推奨しています。ヒップの脂肪を太ももの後面の脂肪と同時に除去することでヒップの重さを減少させ、垂れ下がりを防止するのです。特にプラズマリポや脂肪吸引の場合には、除去される脂肪が多いため、ヒップ下部の脂肪の除去を同時に行わないと、ヒップが下がってしまう可能性が高いと言えます。

下は、術前のデザインです。
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こういったことは、脂肪吸引・プラズマリポ・強力脂肪溶解注射のすべての方法について同じことが言えるのですが、太ももの後面とヒップの下部の脂肪を除去する際にも、脂肪吸引については注意が必要です。当院の脂肪吸引の場合、脂肪層の3分の2から半分を、皮膚に近い表層から筋肉近くの深層にわたって、まんべんなく吸引する方法を取っています。そうすると、脂肪層が分厚いヒップに関しては、皮膚の余りが生じて、やはり垂れ下がりを惹起してしまう危険性があります。20代前半までの若年者についてはこのようなことはめったにないのですが、30歳代になると皮膚の弾力性の低下が発生していますので、要注意となります。この場合には、ヒップに関してだけでも、プラズマリポを併用するといいでしょう。プラズマリポは、ただ単に脂肪を溶かすという作用だけではなく、真皮のコラーゲン繊維に働き皮膚を引き締め、さらに弾力性を回復させる作用もあるからです。また、レーザーとは違って、ファイバーの先端から四方八方に拡散する光を発振するプラズマリポは、脂肪を溶解する範囲もレーザーよりも広く、効果的に脂肪を溶解します。さらにレーザーの場合には、真皮に対してある程度の角度をもってファイバーを操作しないと、真皮へエネルギーが到達しません。それに対してプラズマリポは、皮膚の下を皮膚に平行にファイバーを移動させるだけで、真皮へとエネルギーを送り込むことができます。これは、真皮近くの脂肪を除去するのと同時に、皮膚のタイトニング(引き締め)を行うことができるということです。このように、プラズマリポは、脂肪吸引の「部分痩せ」というコンセプトのみではなく、皮膚の引き締めを伴った、ボディーの若返り・アンチエイジングといったコンセプトを併せ持つということができます。

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ボディーのアンチエイジングを実践するには、年齢とともにどのようにボディーが変化するかと言うことを認識しないといけません。では、ボディー(体型)は、年齢とともにどのように変化していくのでしょうか。これは、基本的には顔面と同じことが言えます。皮膚のたるみとともに、筋肉が力を失い、肉(主として脂肪)が下がってくるのです。顔面においては、皮膚のたるみが大きな要素を占めてくるため、手術によって皮膚を切除したり、サーマクールやイントラセル、プラズマリポなどのようなレーザー類似機器によって皮膚を縮める処置、すなわちタイトニングと言ったものが行われます。当然、ボディーに関しても、同じように皮膚のたるみは加齢性の変化として大きな要素があるのですが、その前に発生してくる変化として、皮下脂肪のつきかたの変化があります。基本的に、皮下脂肪に関しては、胸や肩といった上半身には脂肪が付きにくく、太ももや下腹部と言った下半身には脂肪が付きやすくなる傾向にあります。しかも、下半身の中では、それぞれのパーツで下の方に脂肪が付きやすくなり、全体として老化した体型を作ってしまうのです。

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老化・加齢に伴う体型の変化、その中でも脂肪の付き方の変化を、太ももを一例として考えていきます。
まず、太ももの前面に関しては、鼡径部(太ももの付け根)には、脂肪が付きにくくなる傾向があります。それに対して、太ももの下の方、つまり膝の上には、脂肪が付きやすくなります。外見上は、太ももの上の方の部分の、前への張り出しは少なくなり、最も前に張り出した部分は、太ももの上の方から真ん中付近に移動してきます。そして、膝のお皿の上にたっぷりと脂肪が乗っかり始めます。つまり、太ももの前面に関しては、その部分の脂肪が、ちょうど山の斜面の地盤が一塊となって上から滑り落ちる地滑りのような感じで下に移動し、膝で堰き止められてストップし、そこで溜まった状態になってきます。いくら若作りをしていても、膝周囲を見れば年齢がわかってしまうという、残酷な事実と言えましょう。したがって、プラズマリポでも脂肪吸引でも、太ももの前面のアンチエイジングを考えて脂肪を除去する場合には、膝上の脂肪を除去することと、将来的に膝の上に向かって移動してくるであろうと思われる、太ももの前面の脂肪を同時に除去することが推奨されます。

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太ももの外側についても、加齢による変化がよくわかる部分であるということができます。この部分は、ヒップの真横の部位から脂肪が移動してくる傾向にあります。もちろん、脂肪そのものが移動するというよりも、ヒップの真横には脂肪が付きにくくなり、その下部である太ももの外側に脂肪が付きやすくなるということです。こうなることで、若いときにはヒップサイズでサイズを決めていたパンツ類も、太もものサイズでサイズ決めをし始めるようになるのです。この状態が進行すると、ヒップの真横にはくぼみが目立つようになり、その上の腰の幅は大きくなり、下の部分である太ももの外側が張り出した格好となって、桃の様な形だったヒップがピーマンのような形に変形してきます。欧米では、このような加齢に伴うヒップから太ももの変形を、"Horse-riding trouser deformity"~「乗馬ズボン変形」と言います。

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太ももの内側は、若い方でも脂肪吸引やプラズマリポの需要が多い部分です。この部分には、膝の内側を除いて、年齢によって上の方から下がってくるような脂肪が存在しません。しかし、ここの部分そのものの皮下脂肪は、確実に上の方から下の方への移動がみられます。若いときには、太ももの間に隙間があったにもかかわらず、体重の変化がないのに、太ももの間の隙間がなくなってきたというのが、よくある症状です。20代前半くらいの方の、内ももの脂肪は、陰部に非常に近いところに集まっています。そのことによって、ミニスカートを穿いた時でも、太ももの見えるところには脂肪が少なく、そこには隙間ができています。隙間がなくてピッタリとくっついているところは、スカートに隠れて他人からは見えないのです。しかし、その隠れている陰部に近い部分の脂肪は、年齢とともに下垂して、スカートから顔を出すようになり、太ももの間の隙間をなくしていってしまうのです。そしてさらに、太ももの中部の脂肪もそれに押されるようにして下垂するため、膝で堰き止められ、膝の内側に溜まってしまう形となり、これもまた膝が太く見えるようになってしまう原因ともなるのです。

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