膝周辺

膝周辺

膝の周辺にプラズマリポを施行したモニターさんです。

 

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脚の太さというものを考えたとき、一番ニーズが多いのは太もも。次にふくらはぎなのですが、膝の周辺というのは、意外と見落とされている部分です。太ももに関しては、パンツ類の着用の際、ヒップとともにそのサイズを決めているところがあり、日常的に太さを気にすることが多いため、ニーズが多くなるのでしょう。また、ふくらはぎに関しては、スカートを穿いた際の露出部であるという事情から、そのニーズが窺い知れます。しかし、スカートを穿いた際の脚の太さを考えると、ふくらはぎはもちろんなのですが、太ももの太さを決めるのは、実は膝の周辺であるということが、意外と気づかれていないというのが現状です。

 

一般的に、スーツのスカートにしても、夏用のワンピースにしても、膝丈前後のスカートが多いと思われます。

 

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このように膝丈前後のスカートを着用した場合、膝周辺が細ければ、太ももは細いという錯覚を起こさせることになります。それは、人間の視覚上の心理的効果で、見えるところから見えないところを予測し、判断するということです。つまり、見えるところが細ければ、見えないところは細いのではないかと、無意識に予測してしまうということです。したがって、膝やふくらはぎが細ければ、太ももも、着衣の状態では外見上は細くなるということなのです。

 

また、膝の周辺は二の腕と同様に、加齢によって太くなってくるところでもあります。

 

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加齢によって太くなってくる原因は、やはり二の腕と同じく、たるみによるところが大きいといえます。そして膝の構造上、太ももの前面や内側から、たるんで下に落ちてきた脂肪組織が、膝の上や内側に溜まってしまうということです。もちろん、太ももの付け根にある脂肪組織が、膝のところまで移動してくるということではありません。それらの脂肪組織が、地滑りのように順番に少しづつ下に降りてきて、膝のところで停まるという意味です。そして、停まったところの脂肪組織は厚みを増し、結果的に膝周りが太くなります。これは、膝の部分の皮下の構造に起因しています。膝の関節は、肘と同様に可動域(関節の動く角度)が大きく、しかもそれより上の部分の体重を全て支えることになります。ただし、膝関節は一方向にしか動きません。このような膝関節の特性上、重量に耐えることができるように、膝の関節は関節包というコラーゲンの分厚い腱状の袋で覆われています。また前方からの衝撃から関節を守るために、膝蓋骨(膝の皿)が存在し、膝関節はいろいろな方向から強固な組織によって保護されています。しかし、170度近い関節可動域を持つ膝関節は、その周辺、特に可動域方向である膝の前後には、脂肪組織が付かないようになっています。その部分に分厚い脂肪組織が付くということは、関節の可動域を制限し、歩行や蹲踞する動作に支障を来すからです。そこで、このように関節包や膝蓋骨によって保護される機構になっているのですが、日常生活を送っていると、自動的に脂肪組織が付かないように、また、脂肪組織がその部分に移動してきにくいということもできます。さらに、人体の合目的的なところでもあるのですが、膝の周囲の、少ない皮下脂肪組織の中には、それを支えるコラーゲンを主成分とする繊維状のネットワークが、脚の他の部分よりも濃密に存在します。特に膝の前面は、そのような傾向が強い箇所でもあります。このように繊維状のネットワークが豊富な脂肪組織は、それが疎な脂肪組織と比較して、物性上、硬さを持ちます。脂肪組織の厚みが関節の運動を邪魔しないように、できるだけ薄くなっているのですが、その分、硬さがあるわけです。そしてそのことは、太ももの前面の脂肪組織は、膝の前面の上のところでその脂肪組織の硬さに阻まれ、たるみによって下垂してきても、そこから下には動いていかず、膝の上のところで溜まってしまうということなのです。この状況を例えて言うなら、ズボンの上から膝にサポーターを着用して、ズボンを下ろそうとしている状態に似ているということができます。

 

このような、膝周りが太くなってくる現象は、誰にでも、その程度の差こそあれ、加齢とともに発生してくる現象です。

 

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また、肥満した際にも、その分の重さを伴った脂肪が重力によって下垂するため、同様の現象を発生しやすいということができます。これらの場合、脂肪吸引にて膝上の脂肪を除去することには一定の意味があり、その形態を改善してくれるということになります。しかしながら、脂肪吸引の場合、皮膚に対する引締め効果を期待して、膝周りの老化についての対策を講じる場合には、表層脂肪吸引(Superficial Lipoplasty)という技法を使用する必要があります。この表層脂肪吸引なのですが、技術的には非常なる熟練を要する方法です。これは、一言でいえば、術者の技術がかなり高度で、しかもこの方法に習熟していないと、合併症の発生率も高く、そして安定した効果が望みにくいということです。この表層脂肪吸引は、1990年代の半ばに、イタリア・ミラノの美容外科医であるDr. Gasparottiによって、そのコンセプトが提唱されました。その後、それに使用する特殊な形のカニューレを購入して、世界中の多くの美容外科医がこの方法を行ったのですが、合併症の発生なく、安定した効果を出せたのは、南米の一部の医師たちだけでした。それは、この表層脂肪吸引というのが、皮膚のすぐ下の皮下脂肪層を吸引することで、間接的に皮膚に対して刺激を与え、その引き締め効果を期待するものだったからです。つまり、皮下脂肪層の中でも浅い層の脂肪吸引を必要とするため、高度な技術がないと、凸凹を作ってしまったり、場合によっては皮膚の壊死を招く結果となったりしたのです。特に酷かった事件としては、アメリカで発生した症例の数々で、皮膚の壊死を頻発させた医師がおり、この表層脂肪吸引は、2000年代に入ると、北米においてはほとんど見向きもされない技術となってしまいました。

 

このように、その効果は美容的には非常に価値あるにも拘らず、その技術的困難さから、表層脂肪吸引は、普及が全くといってありませんでした。

 

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しかし、脂肪吸引で皮膚がたるむという、動かしがたい結果については、その解決法が求められていたことも事実です。そして、この表層脂肪吸引に代わるものが、当院ではプラズマリポであるということができます。プラズマリポは、効率よく皮膚に対する光線の照射が可能なことから、術後の皮膚のたるみに対する効果的な予防となります。特に膝上などの、術後、たるみが発生すると目立つような箇所に関しては、その有用性が高いということができます。そして、プラズマリポによって溶かした脂肪組織を、プラズマの照射と同時に、あるいは溶かし終わった後に無理なく吸引してやって排出する、ドレナージという方法を使用すれば、その効果は通常の脂肪吸引に近いものを獲得することができます。したがって、プラズマリポは、膝上やヒップなど、皮下脂肪の除去がたるみを発生させると、美容的によくない効果を発生させてしまう箇所においては、有用性の高い方法であるということができます。


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