隆鼻術(鼻筋を高く)

一般的には、隆鼻術用のプロテーゼを使用します。材質は、シリコンが一般的です。これは、鼻に合わせた加工のし易さと、万が一摘出の必要性が生じた場合の容易さ、材質としての歴史の長さ(約50年)によるものです。最近は、ゴアテックスやハイドロキシアパタイトなどの材質も使用されていますが、隆鼻術に対する使用については、シリコンとは比較にならないくらいに歴史が浅いものです。手術方法としては、どの材質を用いる場合でも、数ミリ?5ミリの、鼻の穴の内側の切開から、鼻の骨にぴったりとくっついている「骨膜」(スペアリブの骨にくっついた、噛み切れない筋)を剥がして、挿入スペースを作成します。 

平均的な術後の経過として、約1週間の腫れは覚悟しておく必要があります(個人差あり)。
では、できるだけ腫れない隆鼻術はないかというと、そうでもありません。骨膜をできるだけ剥がさずに、体積を保持できるものを注射すればいいわけです。その代表的なものを下に列挙します。ただし、硬さの違いはありますが、どれも柔らかい材料ですから、ツンツンにシャープな高い鼻筋は望めません。

  • ヒアルロン酸・・・持続期間は約6か月?1年(製品による)
  • アクアミド・・・約5年?(メーカー側は永久と言っているが、「?」)
  • アーテコール・アーテフィル・・・永久(摘出不能)
  • ダーマディープ・ダーマライヴ・・・永久(摘出不能)
  • ラディアンス・・・約3年(摘出不能)
  • ニューフィル・スカルプテゥラ・・・約3年(摘出不能)
  • エンドプラスト・・・永久(摘出可能)

鼻は顔の中心にあるため、その印象を大きく左右します。その手術には豊富な経験と確かな技術が要求されます。南クリニックの隆鼻術は、既製品のプロテーゼの中から選ぶことなどせず、一人ひとりの希望と元の鼻の形にあわせて、医師自らがその人にぴったりとあった人工軟骨(プロテーゼ)を作成します。

従って、「ズレる」「動く」「触わるとわかる」といった、従来の隆鼻術の問題点を解決したばかりか、より理想に近い仕上がりを実現しました。手術は、鼻の穴の中をほんの数ミリカットした後、5分後には終了。入院の必要はありません。