頬骨・ほほ骨削り・骨切り手術

同じ頬骨でも、耳のすぐ前(もみ上げの部分)に出っ張りがある方や、頬の前方が張り出している方、それらの両方があるタイプだったりと状態はさまざまです。

頬骨の手術は、、主に口の中からのアプローチによる手術で、お顔の表面のキズをつけずに行うことができます。(耳のすぐ前(もみ上げの部分)の出っ張りを処理する場合には、もみ上げの中を約1.5cm切開します。)
削る程度や骨を移動させる程度は、医学的判断の範囲内で、ご本人様のご希望に合わせます。
たとえば、ほんの少し横幅を小さくしたり、輪郭を大きく変更することも可能です。
輪郭部分は人間の基礎の部分ですので、ほんの少し削るだけでもかなり変化が出ます。
限度いっぱいで削ると別人のような変化があり、場合によっては不自然な顔貌になりますので、専門のDrとの入念な打ち合わせが必要です。手術は骨の修正手術になりますので、全身麻酔を使用し、一泊の入院が必要なものとなります。全身麻酔というと少し怖いと思われるかもしれませんが、骨を削る・切除する手術のため、意識下で行う方が恐怖感が強いようです。術前に眠くなり、目が覚めると、手術は終わっています。

頬骨(前方)の手術

頬骨(前方)の手術の図解

頬骨の前方、つまり目尻の下から鼻の横にかけて、斜め前に突出していることで顔が大きく見えているパターンです。

目尻の横から鼻の横にかけて頬骨を切り取ります。
その後、内側に骨を寄せ、大きな段差は削ります。
骨と骨は、安定性が悪い場合にはワイヤーやマイクロプレートでつないでおきます。

頬骨(後方)の手術

頬骨(後方)の手術の図解 

頬骨の後ろの部分(もみあげ付近)が、横に張り出して、それが原因で顔の幅が広くなっている場合。

頬骨弓の後ろの部分を少しだけ切り取る。頬骨の前方は、傷をつけるようにして骨を半分だけ切る。

頬骨弓を移動させ、出っ張りを無くす。頬骨弓に生じる角は、できるだけきれいに削りを入れて、滑らかにする。頬骨弓の安定性が悪い場合には、糸やチタンプレートなどで固定する。

頬骨(前後両方)の手術

頬骨(前後両方)の手術の図解

頬骨の、前方・後方ともに張り出しが強く、頬骨全体が大きいタイプです。

頬骨の前方は一部切り取り、後方は斜めに切断します。

頬骨弓全体を内側に移動させ、ワイヤーやプレートで固定します。できるだけ滑らかな頬骨ができるように、角ができた部分については削りを入れます。

【頬骨の手術】の平均的術後経過

  • 手術当日―入院(1泊のみ)    
  • 翌日―退院(正午までには退院できます)メイク可
  • 3乃至4日目―口腔内チェック(流動食から軟菜食に変更・歯磨きは下顎のみ許可)   
  • 7日目―口腔内チェック(通常食・歯磨き許可) 腫れは7、80%退いている  
  • 1ヶ月目―口腔内・経過チェック  3ヶ月目―口腔内・経過チェック