高生着率脂肪注入豊胸術で、体型のバランスを一気に整える 16

高生着率脂肪注入の、バストの部分に関する術後経過は、最初の腫れが大きく、予定よりもかなり大きなバストに仕上がるのではないかと不安に思われる方がいます。

この腫れについては、細かく脂肪を注入するために生じる腫れですので、必ずなくなっていきます。術後約2週間の間は、徐々に腫れが退いていく期間ですので、心配には及びません。その後、術後約1か月の間は、吸収されるべき脂肪が吸収されていきます。その後、術後3か月目までの間は、注入された幹細胞や前脂肪細胞などの脂肪や乳腺として分化するべき細胞が、分裂と分化を繰り返し、再びバストが大きくなってきます。つまり術後1か月目が、術後の経過においては一番バストが小さくなった状態です。これらの経過については、吸収された脂肪に代わって、幹細胞や前脂肪細胞などがそれを補うまでに時間差があるからであるということができます。
脂肪細胞が死滅して吸収されていく過程では、どうしてもバストが小さくなっていきます。この経過は個人差がありますが、術後約1か月程度の間です。しかしながら、術後1か月の状態では、未だ幹細胞などの、増殖を繰り返して脂肪細胞に分化する細胞が、十分にその力を発揮しきれておらず、吸収された脂肪細胞の代わりとして十分なボリュームを出すには至っていないということです。その後、術後3か月程度までの間、これらの細胞が脂肪細胞やそれを支える血管などの細胞に分化・増殖し、さらにそこから細胞外マトリックスを大量に作り出すことで、脂肪組織の増量が得られます。このようにして、術後1か月目に脂肪の吸収によって一旦小さくなったバストが、その後再び大きくなっていくのです。