シンガポールの学会(IMCAS Asia at Singapore) 2

このIMCASという学会ですが、どちらかと言うと業者主導の学会で、学会と言う形はとっているものの、むしろレーザーや注入物の展示会のような色彩が強いものです。


したがって、業者さんたちのブースの展示は、世界的なトレンドや新しいものを取り入れるときのヒントになるものが多く、この学会の見どころの一つとなっています。しかし、学会が開始されても、展示ブースはどこも工事中。機材や展示物は全く搬入されていません。
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そこでしたないので、お土産調達のためのショッピングに行くことにしました。非常に都合の良いことに、このSuntec convention centerというのは複合施設になっていて、Suntec shopping mallやMarina shopping mallというシンガポールでも有数のショッピングモールにつながっています。Suntec convention centerはMarina shopping mall を通してホテルとつながっていますので、滞在中はエアコンの効いたところばかりを通っていられるわけです。私としては、空港の免税店やお土産物屋さんといったところでは飽き足らない人ですので、いつも地元のスーポーで地元の人が買っている、日本では入手困難なものを探すことにしています。前回のタイのときも、地元のスーパーで地元の商品を買い込みました。しかも、シンガポールへの訪問はこれで3回目ですので、購入するお土産も、どんどんディープなものになっていっています。とりあえず、モールを一回り。いろんなショップが入居しており、日本発のものも多く、特にSony storeや吉野家、すきや、無印良品などは、人気を集めていました。そこで、カルフールというフランス系資本のスーパーを発見し、早速お土産を調達しました。
お土産は、パックのマンゴープリンと定番のマーライオン・チョコレート、あとは缶詰ばかり。何せ、トランクに詰めて持ち帰らなければなりませんから、重量のことよりも丈夫さ優先です。缶詰はチャーシュー、豚足、シンガポール・カレー、シンガポール名物チリソースなど、いろんな種類があり、日本では入手困難なものもたくさんありました。その重量もさることながら、レジでは日本と違ってショッピング・バッグ(レジ袋)をもらえて、それにきちんと詰めてくれるので助かるのですが、ショッピングバッグの性能がイマイチで、指に食い込むのが辛かったのが難儀でした。
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写真は、左上から順に、豚の角煮香草風味、サバのチリソース煮込み、ピリ辛臭豆腐、シンガポール風チキンカレー、激辛シンガポールラーメン
ショッピングの後は一旦ホテルに帰って、再び学会の会場入り。15時半になっていたのだが、展示ブースは工事中。会期終了までに間に合うのだろうかと心配になってしまいます。シルエット・リフトのセミナーを覗いてみました。当院ではシルエット・リフトはかなりクラッシックな手術の部類になるのですが、何か新しい発見がないものかと思い、講演をしっかりと拝聴してきました。しかし期待に反して、はっきり言って、古いテクニックで、少しがっかりしたものの、シンガポールの友人であるDr. Yuen ho Chowとたまたま会場で再会し、翌日のディナーの約束を確認しあいました。Dr. Yuen ho Chowはシンガポールのほぼ中心に位置する繁華街であるClerk Queyにほど近いCentralで、Dr. Richard Teoとパートナーシップで開業しています。Dr. Richard TeoとDr. Yuen ho Chowは、私のオリジナル埋没法二重瞼手術であるDST法の、シンガポールでの正当な継承者です。そしてまた、Dr. Yuen ho Chowは、プラズマリポの手術法でも私のテクニックの継承者です。彼は翌日の私のシンポジウムを楽しみにしているとのことでした。シルエット・リフトのセミナー終了後は、飛行機の中では深い眠りが取れなかったので、再びホテルに帰って昼寝しました。ここまではシンガポールに昼寝をしに来たような感じです。
この日はプラズマリポのメーカーのJeisysの方から、ディナーに招待されていました。19時の約束だったのですが、ついつい寝過ごしてしまい、19時10分頃に電話で起こされました。4月にタイに行ったときにお世話になった、プラズマリポのタイのディストリビューターの方たちを交えて、近隣の広東料理屋で総勢10名でラウンドテーブルで会食していると、ニューヨークの美容外科医、Dr. Yan Trockelが登場しました。マレーシアでセミナーの講師をしてから、陸路(車)でシンガポール入りしたばかりですが、あまり疲れた様子もなく、アメリカン・ジョーク飛ばしまくりの、Macallanをストレートで飲みまくりの、パワフル・ヤンキーぶり全開の陽気さです。やっぱりアメリカ人は体力があって酒が強い。彼は私と同じく、プラズマリポとイントラセルのユーザーでもあります。こんな国際色豊かなディナー・パーティーは、夜11時を回ってようやく終了し、私は再びホテルのベッドに深く深く沈んでいったのでした。

「シンガポールの学会(IMCAS Asia at Singapore) 2」への5件のフィードバック

  1. dazzle より:

    辛い食べ物が大好きなので、気になる缶詰ばかりです。特に、激辛シンガポールラーメンを食べてみたいですね。

  2. 一児の母 より:

    私が絶対に買わないであろう缶詰ばかりです。
    さすがディープと謳うだけのことはありますね(笑)

  3. k より:

    学会お疲れ様でした。お土産がたくさんですね。

  4. うさぎ より:

    先生は、辛い食べ物が好きなんですね。

  5. 匿名希望 より:

    学会とい場は、色々なDrとの交流を広げられる場でもあるんですね。

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