MIFAS part 8 第8回最小侵襲顔面美容形成外科 3

さてマニラ到着の2日目は、土曜日と言うことで皆さんお休み気分。学会は翌日からなので、私もまるっと一日フリータイム。午前中はホテルでゆっくりして、とにかく旅の疲れをとる。プールサイドでトドのようにカウチで寝そべり、南国の日照を味わった。
 
10551045_442048099303231_6539601128702466475_n.jpg
 


さすが土曜日で、プールは子供連れのファミリーが多い。そうこうしているうちに、Dr. Galvezとのランチの約束の時間になったので、待ち合わせのロビーに向かった。
 
向かったのは、隣のクラウン・ホテルのラウンジ。クリスタル・ラウンジという、なかなか素晴らしい内装のラウンジで、料理は和洋中のフュージョンとでも言ったところか?各国の主な料理があった。この日のランチは、Dr. Galvez一家主催のウェルカム・ランチ。家族総出でもてなしてくれた。
 
11029939_441981562643218_7992862007591438164_n.jpg
 
それにしても、高級なラウンジ。主に飲茶といただく。料理のほうは、どれも本格的だが淡白な味付けで、素材の味が生きていた。
 
11141133_441981659309875_1289271445008341021_n.jpg
 
スイカのスムージー。国内ではあまり飲まないものなのだが、薦められて注文してみた。プールサイドでやや乾いていた喉には、気持ちのいい喉越し。Dr. Galvez曰はく、フィリピンではジュースじゃなくて、スムージーを注文したほうが良いとのこと。ジュースは殆どが既製品に氷を浮かべるが、スムージーはその場で果実から作るからとのこと。
 
11351264_441981629309878_2399299091104329460_n.jpg
 
デザートにはティラミスと、エスプレッソを。どちらも本格的なものが出てきた。しかし、ティラミスは大きい。
 
10931214_441981682643206_6987996048133217935_n.jpg
 
そして、「また明日ね。」といった感じでDr.Galvez一家とお別れし、部屋に戻った。すると、満腹も手伝って眠くなってきた。シエスタするか?とも思ったが、そこで眠ってしまうと夜に眠れないと考えた私は、外出することにした。ホテルのカジノから、無料シャトルバスが出ていたことを思い出した私は、一番近くのMall of Asiaという、フィリピン最大にして世界3番目の大きさのショッピングモールに、シャトルバスにて出かけることにした。
 
shuttle.JPG
 
とにかく大きなショッピングモール。映画館や劇場までついていて、店舗数も半端じゃない。そしてこれがまた東南アジアらしいところなのだが、それらの店舗が一見何の脈絡もなく並んでいる。とにかく、歩き疲れてしまって、帰りのバスに乗ろうと乗り場に。そこでびっくり、長蛇の列。案の定、私の二人前でバスが満席。次のバスの定刻は30分後。しかし意気消沈しかけたところに、増発された2代目のバスが到着。一気に元気になった私でした。
 
そして夜。学会の会場になるマニラ病院のレジデント(専門科目修練医)たちが、夕食に招待してくれるという。そこで、彼らのよく行く、お勧めのフィリピン料理をリクエストしてみた。ちょっと彼らが不安そうに、ちゃんとしたレストランじゃないんだけどと言うも、「OK。OK。」という私の返事で、屋台風の店に。所謂、ストリート・フード。
 
11014678_442093622632012_1711002219742020373_n.jpg
 
いろんな食材が店頭に並んでいて、それらを選んで調理してもらう。調理法も指定できるが、そこはレジデントたちにお任せ。何と言っても、彼ら推薦の店だから。
 
11222701_442093655965342_3471322339820307270_n.jpg
 
一通り食材を選んで、調理が上がるのを待っていると、さすがマニラ。物売りや物乞いの少年少女たちが寄ってくる。レジデントたちは慣れていて、待つ間のつまみとしてナッツを購入したり、たばこを買ったりしていた。
 
11390222_442093675965340_7184085896518899897_n.jpg
 
味のほうは、さすが、推薦の店だけあって、美味い。どれも定番のフィリピン料理なのだが、美味いのだ。20代のレジデントたちとの、気の置けない交流は、本当に楽しいものがありました。
 
宴会を楽しんでいると、近所の教会のお祭りに出くわす。カトリックのお祭りで、何だか映画のゴッドファーザーの一コマみたいだった。
 
11051967_442093765965331_8931650631218911378_n.jpg
 
長崎県出身の友人にこの写真を見せたところ、「精霊流しのようだ」との反応。うーん、たしかにそんな感じかな。