Minimal Invasive Facial Aesthetic surgery(最小侵襲顔面美容外科) MIFAS part5 ボラカイからマニラに帰る

2010年9月24日午後5時過ぎ、2人の日本人と2人のフィリピン人、そして4人のシンガポール人を乗せたワンボックスカーが、熱帯のワインディングロードを猛スピードで駆け抜けて行った。


左手の断崖絶壁の下は海。右は森林と、時折田園風景が拡がる。追い越し禁止も無視して、対向車とニアミスしながら、それでもスピードメーターは時速80kmを超えていた。行先はKaliboの空港。
事の発端は、ランチ終了後。レストランへの迎えの車が遅い。ホテルからレストランへ至る道は、対面交通の道が1本だけ。この道が片側1車線を封鎖して、工事中だったのだ。ホテルに帰るにも、この道を行かざるを得ない。車中、「ホテルに着いたら、すぐに荷物を取って、玄関に集合」ということで、皆で確認していた。すぐにほぼ全員が集合した。しかし、一人だけ、現れない。マイペースのDr.Richard Teoである。待っているほうは、皆でイライラ。すると、シャワーを浴びて、すっきりしたRichard登場。もう、どう見てもフライトには間に合わない。Dr.Galvezは、携帯電話で旅行会社に連絡し、Caticlanからの16:50のフライトをキャンセル。18:30のKaliboからのフライトにチェンジ。そして、Caticlanの港からワンボックスカーに乗って、Kaliboの空港へと向かうことになったのだ。

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CaticlanからKaliboまでは、通常、バスで2時間かかる。ホテルの車をチャーターして、かっ飛ばしてもらったのだ。おかげで、Kalibo発マニラ行きの18:30の便には間に合った。しかし、シンガポールのDr.たちは、マニラ乗り換えでその日にシンガポールに帰るはずだったのが、翌日の便になってしまった。こんなとき、地元の人間は頼もしい。Dr.Galvezは、空港のカウンターでしっかりと交渉の末、彼らのマニラでの宿泊先を、航空会社負担で確保した。私は、元々翌日の便だったので、マニラで1泊する予定だったから、特に変更の必要はなかった。
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