タイの学会へ (MIPS Thailand +Update in dermatologic surgery) 1

去る21日から、学会でタイに出張しました。今回は、2つの学会に参加です。


一つは、MIPS(Minimally Invasive Plastic Surgery)という学会で、毎年韓国のソウルで開催されている、表向きは「プチ整形の祭典」です。この学会には、2009年にソウルで参加したのですが、「プチ整形の祭典」とは表向きで、実際はかなり強烈な手術も発表されています。実際、今回のプログラムでも、しっかりと本格的なフェイスリフトや脂肪吸引の演題も多く、あまり診療の参考にはなりそうにありませんでした。
もうひとつ、同時に開催されていたのが、Update in dermatologic surgeryと言う学会で、手術をする皮膚科医たちの学会です。世界的にみれば、脂肪吸引は皮膚科医たちのほうがたくさんの症例を持っていたり、皮膚科出身の美容外科医が大変活躍したりしています。また、レーザーは皮膚科医たちの物といってもおかしくありません。形成外科医が皮膚科の手術をしたり、レーザークリニックを開院する日本とは、事情がかなり異なります。私はこちらに招待されていて、講演とライブサージェリー(実際の手術見学)を依頼されていました。
さて、タイまでの道のりですが、意外と近く、飛行機で6時間半の距離です。しかし、時差が2時間あります。これが結構曲者で、行きの飛行機は午前1時羽田発、午前5時30分バンコク着だったのですが、バンコク着を日本時間に直すと、7時半です。ちょっと早起きって感じなのですが、飛行機は、離陸までと着陸前には、シートを起こさないといけないので、実際には中間の4~5時間しか眠ることができません。羽田で待っている間には、いつものさくらラウンジで腹ごしらえをして、酒を飲んでから搭乗。離陸後はすぐにシートを倒し、アイマスクと耳栓着用のうえ、睡眠を取ることにしました。
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上は、さくらラウンジのカレーとチキンクリームシチュー。21日の夜は、これで腹ごしらえ。

「タイの学会へ (MIPS Thailand +Update in dermatologic surgery) 1」への1件の返信

  1. ペコ より:

    タイに一度は行ってみたいです★
    ラウンジのご飯美味しそうですね!!

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