タイの学会へ (MIPS Thailand +Update in dermatologic surgery) 7

何だか、食べ物のことばかり書いてきた感じなので、ここで少し、学会の招待講演についてレポートしたい。先にも書いたが、15分枠と40分枠の2部構成で、40分枠では少人数での詳しい内容の講演になった。


これまでのスパートリポなどの機械のように、まっすぐにしか飛ばないレーザーとは違い、拡散する光によるプラズマリポは、全く新しいコンセプトだけに、メーカーのパンフレットやデモンストレーションではいまひとつピンとこないのが現状だったようである。また、レーザーとは違って、拡散するブロードバンドの光と言うことで、レーザー機器とは違って、管理区域が不要、かつ、サングラスも不要であることは、なかなか理解できないドクターもいた。
演題については質問が少なく、何だか拍子抜けしたのではあるが、これはタイ人の国民性のなせる業か?何だか日本人と似ているのだ。質疑応答の時間ではなく、演題終了後に、演者が演台から降りた後に、ちょこちょことつかまっては、質問が浴びせられる。この光景は、日本での学会でよく見られる光景である。韓国や香港、フィリピンだと、しっかりと質疑応答の時間をいっぱいに使って質問と応答が繰り返される。中国では、演題の内容にあったことまで質問として出てくる。シンガポールでは質疑応答の時間+演題終了後と、いろいろだ。アジアも国によって様々である。
プラズマリポのコンセプトについて、驚きをもって聞き入る参加者たち
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症例写真でさらにびっくり
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少人数の詳しいWorkshop会場で
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最後に、会長・理事長・もう一人の招待講演演者の先生とともに
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