手の整形。アンチエイジング~見落としているけど、他人は見ている

整形やアンチエイジングと言えば、顔のことばかりに気を取られていませんか?


先日、頬に、本当によく見なければわからない程度のシミを主訴として、30代の女性が受診してきました。お化粧を落としても、本当に分からない程度のものです。また、肌の状態は非常に若々しく、20代後半にしか見えません。レーザーやピーリングなどは、現在のところ必要がないことを説明し、ハイドロキノンの製剤を処方しました。しかし、その患者さんは、顔は確かに20代後半、悪く言えば、年齢を10歳近く詐称できる顔なのですが、手を見ると、どう見ても40代の状態なのです。
その患者さんの手の甲には、無数の細かいシワがあり、皮膚が薄くなってくすんでおり、腱や血管がごつごつと透けて見えるのです。どうやら、カルテに記載する元になる問診票でも、歳をごまかしていたようです。
「女性の実年齢を予想するには、手をみるといい」というのは、昔から、男性たちの間では、常識です。今のように美容整形が一般化していない時代からの事ですが、それでも、店の中の暗めの照明の中、化粧をした女性は、歳をごまかすお化粧で、しっかりとガードを固めていたのです。そうすると、彼ら男性たちは、何気なく彼女たちの手を観察して、実年齢を知ると言うわけです。
そういうわけで、手は、実年齢を隠せないところでもあり、そのわりに、皆さんがあまり気を使っていないところでもあるのです。当院では、手の若返り・アンチエイジングのメニューも揃えております。また、裏メニューもあります。もし、気になることがあれば、お問い合わせください。
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