ダウンタイム最小で、しかも永久的な豊胸術

豊胸術と言えば、10年ほど前までは、バッグプロテーゼを使用する手術か、脂肪注入かの2者択一しか ありませんでした。そして、4~5年前くらいから、レスチレンサブQの登場によって、ヒアルロン酸による豊胸術がこれに加わりました。しかし、ヒアルロン酸は、皆さんご存じのとおり、注入後は徐々にボリュームが減少し、2年ほどで、はぼ完全に注入部分から姿を消してしまうものです。


そして約3年前、エンドプラストが日本に上陸し、ヒアルロン酸注入同様、ダウンタイムが最小の豊胸術として、登場しました。この方法は、ダウンタイムは最小にもかかわらず、永久的な豊胸効果を発揮する画期的なものでした。しかも、トラブルの際には抜去できるという、バッグプロテーゼの良いところも兼ね備えていたのです。
一方、脂肪注入は、30から50%の生着率が最大だったのが、再生医療の技術を導入して、生着率を大きく上昇させ、現在では、約80%の生着が可能になりました。これに伴って、注入した脂肪が、死滅して「しこり」になってしまうといったトラブルも、ほぼ、発生しなくなりました。しかし、現在でも、脂肪吸引によって採取する脂肪がほとんどないような患者さんには、これを施行することができません。また、脂肪吸引に伴うダウンタイムがありますので、最小限のダウンタイムと言うことはできません。
現在のところ、「永久的な豊胸」「ダウンタイムが最小」「痩せている人でも可能」の3つの条件を兼ね備えた豊胸術は、エンドプラストによるものだけということになります。しかし、エンドプラスト豊胸術にも、大きな問題点があります。それは、材料が非常に高価であるということです。実際、エンドプラストの値段は、豊胸用のヒアルロン酸の3倍以上します。そこで、ジェネリックの登場です。ジェネリックとは、「後発品」。最近よく処方薬の分野で耳にすると思います。つまり、成分は同じで、名称と生産国や生産会社が違うものです。
先日お伝えした、新しい豊胸術は、この、ジェネリックを使用したものです。したがって、効果の永久性、ダウンタイムが最小であること、は、エンドプラストと同様です。しかも、費用は、豊胸用のヒアルロン酸と同等に抑えることができました。近日中に、先日のモニターさんの写真も掲載できると思います。

「ダウンタイム最小で、しかも永久的な豊胸術」への3件のフィードバック

  1. 匿名希望 より:

    今やジェネリックも当たり前の時代になっているので、費用を抑えられる点ではとても魅力的ですね。

  2. k より:

    ダウンタイムが軽度なことがイイですね。

  3. うさぎ より:

    ジェネリックでも、安全なものなら問題ないですよね。

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