シリアの学会へ 7 シリア・ダマスカス 学会講演後の晩餐会

大反響のうちに終了した講演は、その後の晩餐会でのたくさんのドクターからの質問もあり、大成功との報告を受けた。そして、その翌日にはプラズマリポの手術供覧が待っている。


晩餐会でも、ランチ同様、たくさんの料理が大盛りで出てきた。今回の学会の教訓としては、シリアでは前菜(とはいっても、十分にメインになる)を食べ過ぎないことだ。前菜を一人前食べてしまうと、絶対にメインにたどりつけない。しかし、シリアの料理は、非常にヘルシーである。しっかりと新鮮な野菜が摂取できる。いつもは、海外の学会では、どうしても肉や魚介類が主流になりがちで、便秘まではいかないが、何だかちょっとお腹がいつも重い感じになるのだが、今回はそれが全くない。そして、時差にもかかわらず、いつも気分が爽快なのだ。
おなかの調子と気分は、私だから密接に関係しているというものではない。実は、脳内に分泌されている様々なホルモンや伝達物質は、腸から分泌されているホルモンや伝達物質と共通のものが数多く存在している。脳と腸の関係を示唆する、重要な知見なのだ。また、うつ病などの症状として、便秘というのが挙げられるのでも、この関係性を示唆しているといえる。
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やはり、大量の前菜の後、メインが出る。写真は、メインのビーフ。

「シリアの学会へ 7 シリア・ダマスカス 学会講演後の晩餐会」への1件の返信

  1. dazzle より:

    ヘルシーでも量は多いんですねー。

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