MIFAS part6 2011/10/18 出発の日とマニラ到着

さて出発の日。フライトは9時30分なのだが、空港には7時過ぎには到着してしまった。チェックインを済ませてセキュリティー検査と出国審査を済ませ、さっさとサクララウンジへ。


結局朝食を摂れなかったので、ここで朝食とした。朝食だからだろうか、カレーがない。ちょっと楽しみにしていたのに残念だった。JALのサクララウンジのカレーは、機内で食べる「カレーでスカイ」と同じなので、結構好きだったのだが・・・。ちなみにANAはロイヤルホストのカレーと似ていた気がする。何だか悔しいので、辛子明太子を山盛りいただいてしまった。しかし、朝食に「和」を選択すると、こんなにヘルシーな食事になるということを、改めて実感した。
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そしてラウンド2。今度はパンにしようと向かったものの、パンもメゾンカイザーではなくなっていた。これまた残念。そこでエスプレッソをダブルで2杯頂いた。食べ物に関しては何かとリベンジしないと収まらない性格である。食後にはレミーマルタン。いつもはストレートで戴くのだが、朝なのでロックにしておいた。これで、機内で十分に沈没できそうだ。そして予想通り、搭乗後は離陸したのも覚えておらず、機内食の準備が始まって、その匂いで目覚めたのでした。
JALはとりあえず会社更生から立ち直ったようで、CAの様子などからも去年のような変な気合を感じることもなくなっていた。そして何と言っても機内食の質・量ともに大きく改善していた。量についてはエミレーツほどではないが、フィリピンまでと言う近距離路線としては十分である。いつもは量が足りなかった機内食も、今回は満足。そうこうしているうちに、約4時間半のフィリピンまでのフライトは終わりになろうとしていた。
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マニラに到着してゲートを出ると、Dr.Dalmacioが迎えに来てくれていた。彼はDr.Galvezに続いてうちのクリニックで修業した、いわゆる私のフィリピンでの2番弟子。自分のクリニックの経営状態も安定していて、今や運転手付の自家用車を乗り回す御身分である。彼に連れられて、早速翌日の準備と主任教授へのご挨拶にOspital ng Maynila (Manila hospital)へ向かった。Ospital ng Maynila (Manila hospital)の耳鼻科・形成外科も今やその病院の稼ぎ頭に近くなったらしく、スペースを去年の2倍以上に拡張していた。大きなカンファレンスルームと専用外来手術室まで新設し、病棟も拡張して羽振りがよさそうだった。とにかく、主任教授のDr. Victoriaにご挨拶と手土産献上。レジデントたちには名古屋名物、寿がきや「味噌煮込みうどんカップめん」をワンカートン渡した。レジデントたちはやはり日本と同様、日夜病院に住み込んでいるような状態で入院患者管理や救急業務に当っている。夜食の差し入れは特に喜ばれたようだ。
その後、Dr.Galvezが登場して翌日の打ち合わせ、そしてその後、今回の私のお世話係を命じられたレジデントの運転する車で、Quezon City Medical Centerに向かう。Ospital ng Maynila (Manila hospital)がワークショップ会場なのに、なぜQuezon City Medical Centerに向かうのかと言うと、そこにはDr.Pascualが待っているからだ。Dr.Pascualは去年の12月に、Ospital ng Maynila (Manila hospital)の副主任教授からQuezon City Medical Centerの主任教授に栄転していたのだった。彼はFacebook上で特別に私にメッセージを送ってきて、この日に1例の手術を依頼していた。その手術とは、Quezon City Medical Centerの院長の手術。眼瞼下垂修正術と金の糸。当初は通常の上眼瞼のしわ取りの予定だったが、診察すると左の眉毛拳上が顕著で、眉毛を抑えると両目に眼瞼下垂の症状が確認できた。年齢などから考慮すると、腱膜性下垂である。手術法を変更して、挙筋腱膜短縮術とした。そのため、手術時間は大幅に超過して1時間半。終了したのは午後8時であった。
しかしそこからが大変。宴会好きでちょっとエッチなDr.Pascualによる接待招宴が始まったのだった。プールサイドでの宴会は、水着の即席コンパニオンたちと飲んで歌って乱痴気騒ぎ。やっと解放されたのは午後11時。ホテルに帰って就寝したのは深夜12時であった。やっと6時間の睡眠が確保できる。その日は死体のようになって眠ったのであった。
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「MIFAS part6 2011/10/18 出発の日とマニラ到着」への7件のフィードバック

  1. k より:

    お疲れ様です。フィリピンまでは4時間半で着くんですね。

  2. ペコ より:

    和食が一番です★

  3. ペコさんは朝食はいつも和食ですか?

  4. 一児の母 より:

    海外フライト前には、これが最後かも・・・と必ず和食です。私はうどんです。

  5. >私はうどんです。
    うどんは、海外では結構はやってますよ。ホテルのバイキングなんかにも、焼きうどんがあったりします。たぶん、映画「うどん」の影響かと思いますが。

  6. うさぎ より:

    私も海外に行く前は和食食べます。
    やっぱ一番落ちつきます。

  7. dazzle より:

    朝食はやっぱり和食が落ち着きます。

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