私は今二ヶ月の赤ちゃんがいます。腕に縦15センチぐらいの刺青が入っているのですが授乳中にも施術してもらえるんですか?

現在、授乳中とのことですが、治療可能です。ただし、術後、一定期間の授乳制限を伴う場合があります。
まず、レーザーによる刺青除去についてご案内いたします。
刺青除去には刺青専用のレーザー機が必要です。通常のレーザー機ですと色によっては対応できないためです。ただしレーザーを使用する場合、専用のレーザーを使用しても一度で落とすのには無理があります。処置すればするほど色が薄くなりレーザーの反応も鈍くなります。基本的には複数回の処置が必要で、処置しながらでないと、必要回数は測れないのが現実です。しかも何もなかったかのような仕上がりは期待しない方が良いでしょう。うっすら残るくらいをお考え下さい。
料金については、下記のとおりになりますが、照射範囲が広い場合はこの通りではありません。若干、金額が下がることがございます。
【レーザー治療】-1cm×1cm=10500円
         レーザー照射するのみ 照射後生活制限は一切なし ただし照射後1週間は入浴時のゴシゴシ洗いは禁止 照射はおよそ1ヶ月~2ヶ月ごと 照射のたびに料金必要 徐々に薄くなるが全く無くすのは無理がある 照射後の生活制限はなし 
また、レーザー治療のほかにも、一気に除去する方法がございます。色の付いている皮膚を皮膚ごと切開し、取り除いてしまう方法です。切開という手段を用いる以上キズは残りますが、色の残りは一切なく綺麗に取り除くことが可能です。刺青の範囲が大きい場合、切除法も複数回に分けて行うケースがあります。これは大きく切除しすぎると皮膚の余りが足りず、キズが広がってしまう可能性があるからです。複数回に分けて行う場合でも最終的に1本のキズに仕上がるようにします。キズが何本も出来る仕上がりにはなりませんのでご安心下さい。キズの位置、でき方は刺青のある場所、向き、大きさにより異なります。一度確認が必要です。  
【切除治療】
         切除法の中にも 大きく分けて2手法ございます。
         刺青部位を切除して縫合する「皮膚・切除」と
         尻や腹など 皮膚に伸縮性のある部位より刺青部位に
         皮膚を移植する「皮膚・移植」がございます。
【切開法(切除)】-切開創1cmにつき=¥21,000
         刺青部位を直接切除 局所麻酔後、切開 色の入っている部分を切除 縫合し終了 刺青が大きい場合は複数回に分け治療する(最終的にはキズは1本にまとまる) 3日目キズCHK 1週間目抜糸 抜糸までの1週間は濡らさないよう注意 1ヶ月目経過観察 残るのは1本のキズのみ 色はすべてなくなる
上記のとおりの金額になりますが、一度カウンセリングをうけていただかないと正確な費用のご案内ができません。カウンセリング時に詳細を決めさせていただきますので、きちんとした費用のご案内もできるかと存じます。
どちらの処置も麻酔使用しますので処置中の痛みは殆どありません。刺青除去をされる方は大半が『残さず取りたい』ということを希望されます。当院では綺麗に取り除くためには切開法をお勧めしており、事前に入念な打ち合わせが必要でしょう。
よろしければ一度カウンセリングにお越しいただければ、正確な診断ができます。