タイで刺青をしました。刺青を消すことは可能でしょうか?また、もともと皮膚が浅黒い場合、術後に痕が残りますか?

刺青(入れ墨)の除去法は、大きく分けて2通りの方法があります。1つはレーザーによる方法、もう1つは切除(切開)法です。
レーザーによる刺青(入れ墨)除去であれば刺青(入れ墨)専用のレーザー機が必要です。通常のレーザー機ですと色によっては対応できないためです。ただしレーザーを使用する場合、専用のレーザーを使用しても一度で落とすのには無理があります。処置すればするほど色が薄くなりレーザーの反応も鈍くなります。基本的には複数回の処置が必要で、処置しながらでないと、必要回数は測れないのが現実です。しかも何もなかったかのような仕上がりは期待しない方が良いでしょう。うっすら残るくらいをお考え下さい。
もう1つの切除法は、色の付いている皮膚を皮膚ごと切開し、取り除いてしまう方法です。切開という手段を用いる以上キズは残りますが、色の残りは一切なく綺麗に取り除くことが可能です。刺青(入れ墨)の範囲が大きい場合、切除法も複数回に分けて行うケースがあります。これは大きく切除しすぎると皮膚の余りが足りず、キズが広がってしまう可能性があるからです。複数回に分けて行う場合でも最終的に1本のキズに仕上がるようにします。キズが何本も出来る仕上がりにはなりませんのでご安心下さい。キズの位置、でき方は刺青(入れ墨)のある場所、向き、大きさにより異なります。一度確認が必要です。
【レーザー治療】-1cm×1cm=10500円 (機種:Qスイッチヤグレーザー)
         レーザー照射するのみ 照射後生活制限は一切なし ただし照射後1週間は入浴時のゴシゴシ洗いは禁止 照射はおよそ1ヶ月~2ヶ月ごと 照射のたびに料金必要 徐々に薄くなるが全く無くすのは無理がある 照射後の生活制限はなし 
【切開法(切除)】-切開創1cmに対して21,000円
         刺青(入れ墨)部位を直接切除 局所麻酔後、切開 色の入っている部分を切除 縫合し終了 刺青(入れ墨)が大きい場合は複数回に分け治療する(最終的にはキズは1本にまとまる) 3日目キズCHK 1週間目抜糸 抜糸までの1週間は濡らさないよう注意 1ヶ月目経過観察 残るのは1本のキズのみ 色はすべてなくなる
《経過》   1週間目:抜糸
        1カ月目・3か月目:経過検診
        (キズ部位は 術後は多少赤み 残るものの3ヶ月目には ほとんど目立たなくなっております)
どちらの処置も麻酔使用しますので処置中の痛みは殆どありません。麻酔代・お薬代はお金額発生いたしません。ご安心ください。
皮膚が浅黒いとの事ですね。レーザーによる処置を致しますと白抜けする可能性がございます。
よろしければ一度カウンセリングにお越しいただければ、正確な診断ができます。