刺青除去に関するカウンセリングを希望いたします。 ・肩下に20×3(縦×横) ・色は黒緑黄 ・レーザー治療と切除手術の両側面からアドバイスをいただけたら幸いです

刺青の除去法ですが、大きく分けて2通りの方法があります。1つはレーザーによる方法、もう1つは切除法です。
上記2点の手法には 術後の仕上がりに大きな違いがあり、レーザー除去ですと オペとは違い「切る・縫う」といった行為がない分、術後の生活に支障をきたすことが無いため 1カ月に1回のスパンにて複数回通っていただかなくてはならないですし、刺青の形状は 完全除去ではなく うっすら残ってしまう程度が限界です。
逆に 切除法ですと こちらは「切って、縫う」訳ですので、除去部位には 多少 お傷跡が残ります。しかしながら 刺青の図柄自体が完全に除去されますし、何度も足を運んでいただく必要がない分 お忙しい方や早めに処置を希望されていらっしゃる方には 適しております。
刺青除去は ご結婚やご就職などといった理由から完全除去を希望される方が多く 部位によっては 多少傷が残っても刺青の形状を全く無くしたいとお考えになる方が多いのが現状です。
下記より2手法のご案内をいたしますので 今一度 ご本人様のご希望の状態についてご勘考なさって下さい。
【刺青除去治療法】
【レーザー治療】刺青部位にてレーザー照射するのみ
照射後の生活制限は一切なし
ただし照射部位は術後1週間、入浴時のゴシゴシ洗いは禁止
照射は 1ヶ月間隔にておよそ8回必要
徐々に薄くなっていく 照射後の生活制限はなし
経過…照射部位がすべて、かならずカサブタとなる。
   1W後にカサブタが 自然に剥がれはじめる。
   (このカサブタを無理にはがすと 皮膚が凹んでしまいます。)
   再度1ヶ月くらいの間をあけて、照射を繰り返す。
【金額】
 肩下 20cm×3cm 黒緑黄の場合
一回の照射 およそ10万円×1ヶ月に一度間隔で8回程度の照射=合計金額 ¥800,000円前後
レーザーという機器は どんな高性能なものであっても上記ご案内にもございますように「うっすらのこる」という状態にもっていくのが限界です。1カ月に一度の照射しか行なえないため 期間がかかるのに加え、今回 レーザー機器に反応しにくい「黄色」が入っているとのお話ですので、カウンセリング後、回数設定が増える可能性が非常に高いといえます。完全除去を希望される場合は 刺青部位に1本の傷は残るのですが、「刺青切除手術」にて 図柄を除去するより他ございません。それでは 続きまして 「皮膚切除法」のご案内をいたします。
【切除治療】切除法の中にも 大きく分けて2手法ございます。刺青部位を切除して縫合する「皮膚・切除」と、尻や腹など 皮膚に伸縮性のある部位より刺青部位に皮膚を移植する「皮膚・移植」がございます。どちらの手法になるのかは ご本人様のお肌に状態を診せていただいたうえ、皮膚のあまりなどを確認後 ドクター判断となります。
【金額】皮膚切除法(肩下) 約¥500,000-
          皮膚移植法(肩下) 約¥800,000-
【経過】   1週間目:抜糸検診
        1カ月目・3か月目:経過検診
        (キズ部位は 術後は多少赤み 残るものの3ヶ月目には ほとんど目立ちにくくなっております)
以上を 「いれずみ除去」のご説明といたしますが ご理解いただけましたでしょうか?さらなる ご質問や疑問点などございましたら お手数かとは存じますが、再度 メールやお電話をお寄せいただきますよう お願い申し上げます。刺青除去は入っている部位、色、形、大きさにおきましても十人十色の手術ですので、当院では ご本人様のご希望を考慮しつつ、できるだけ低額で処置していただけるよう やはりまず カウンセリングにお越しいただいております。