腕にあるタトゥーを消したいと考えています。約1cm4方で\10,500ほどだと思いますが、ローン支払い等取り扱いありますでしょうか?また、10cm四方が4箇所ですと、施術回数は約何回ぐらいになるでしょうか?

刺青(入れ墨)の除去法ですが、大きく分けて2通りの方法があります。1つはレーザーによる方法、もう1つは切除(切開)法です。
レーザーによる刺青(入れ墨)除去であれば刺青(入れ墨)専用のレーザー機が必要です。通常のレーザー機ですと色によっては対応できないためです。ただしレーザーを使用する場合、専用のレーザーを使用しても一度で落とすのには無理があります。処置すればするほど色が薄くなりレーザーの反応も鈍くなります。基本的には複数回の処置が必要で、処置しながらでないと、必要回数は測れないのが現実です。しかも何もなかったかのような仕上がりは期待しない方が良いでしょう。うっすら残るくらいをお考え下さい。
もう1つの切除法は、色の付いている皮膚を皮膚ごと切開し、取り除いてしまう方法です。切開という手段を用いる以上キズは残りますが、色の残りは一切なく綺麗に取り除くことが可能です。刺青(入れ墨)の範囲が大きい場合、切除法も複数回に分けて行うケースがあります。これは大きく切除しすぎると皮膚の余りが足りず、キズが広がってしまう可能性があるからです。複数回に分けて行う場合でも最終的に1本のキズに仕上がるようにします。キズが何本も出来る仕上がりにはなりませんのでご安心下さい。キズの位置、でき方は刺青(入れ墨)のある場所、向き、大きさにより異なります。一度確認が必要です。
【レーザー治療】-1cm×1cm=10500円
         レーザー照射するのみ 照射後生活制限は一切なし ただし照射後1週間は入浴時のゴシゴシ洗いは禁止 照射はおよそ2週間~1ヶ月ごと 照射のたびに料金必要 徐々に薄くなるが全く無くすのは無理がある 照射後の生活制限はなし 
※ 面積が広いようであれば 若干、費用が下がる可能性があります。
黒1色ですと5回~6回の照射で済みますし、逆に肌に近い色で黄色などは8回以上行なっていただかなければいけません。 
【切除治療】 切除法の中にも 大きく分けて2手法ございます。刺青(入れ墨)部位を切除して縫合する「皮膚・切除」と尻や腹など 皮膚に伸縮性のある部位より刺青(入れ墨)部位に皮膚を移植する「皮膚・移植」がございます。
《金額》
「皮膚移植術」  ドクター判断による
《経過》        1週間目:抜糸    1カ月目・3か月目:経過検診
        (キズ部位は 術後は多少赤みが残るものの、3ヶ月目には ほとんど目立たなくなっております) あくまでも 経過検診のため 
【切開法(切除)】-1cm×1cm=21000円
         刺青(入れ墨)部位を直接切除 局所麻酔後、切開 色の入っている部分を切除 縫合し終了 刺青(入れ墨)が大きい場合は複数回に分け治療する(最終的にはキズは1本にまとまる) 3日目キズCHK 1週間目抜糸 抜糸までの1週間は濡らさないよう注意 1ヶ月目経過観察 残るのは1本のキズのみ 色はすべてなくなる
上記のとおりの金額になりますが、一度カウンセリングをうけていただかないと正確な費用のご案内ができません。カウンセリング時に詳細を決めさせていただきますので、きちんとした費用のご案内もできるかと存じます。どちらの処置も麻酔使用しますので処置中の痛みは殆どありません。刺青(入れ墨)除去をされる方は大半が『残さず取りたい』ことを希望されます。当院では綺麗に取り除くためには切開法をお勧めしており、事前に入念な打ち合わせが必要でしょう。