刺青除去の費用

Q.タトゥー除去についてなんですが、15×22だとおいくらぐらいになりますでしょうか?


A.刺青の除去法ですが、大きく分けて2通りの方法があります。1つはレーザーによる方法、もう1つは切除(切開)法です。
レーザーによる刺青除去であれば刺青専用のレーザー機が必要です。通常のレーザー機ですと赤色には対応できないためです。ただしレーザーを使用する場合、専用のレーザーを使用しても一度で落とすのには無理があります。処置すればするほど色が薄くなりレーザーの反応も鈍くなります。
基本的には複数回の処置が必要で、処置しながらでないと、必要回数は測れないのが現実です。また、何もなかったかのような仕上がりは期待しない方が良いでしょう。うっすら残るくらいをお考え下さい。照射後の生活制限は一切ございません。ただ、照射後1週間は入浴時のゴシゴシ洗いは禁止となります。照射はおよそ1ヶ月から2ヶ月ごとに行い、照射のたびに料金が必要です。
刺青の大きさが15cm×22cmで、こちらの範囲全体に刺青があるということではないようですので、処置料は10万円程度になるかと思います。
詳細につきましては、カウンセリング時に担当医師よりお話しさせていただきます。
また、お色によって照射回数が異なりますので、例えば黒一色の方ですと最低5~6回の照射が必要になります。
もう1つの切除法は、色の付いている皮膚を皮膚ごと切開し、取り除いてしまう方法です。切開という手段を用いる以上キズは残りますが、色の残りは一切なく綺麗に取り除くことが可能です。刺青の範囲が大きい場合、切除法も複数回に分けて行うケースがあります。これは大きく切除しすぎると皮膚の余りが足りず、キズが広がってしまう可能性があるからです。複数回に分けて行う場合でも最終的に1本のキズに仕上がるようにします。キズが何本も出来る仕上がりにはなりませんのでご安心下さい。キズの位置、でき方は刺青のある場所、向き、大きさにより異なります。
処置料は基本金額が(切開創1cmにつき¥21,000)になります。
1週目に抜糸がございますので、それまでの間は濡らさないように注意していただきます。それ以外の生活制限もなく、スケジュール調整も通常のお仕事であれば特に問題はないと思われます。どちらの処置も、麻酔を使用いたしますので処置中の痛みはほとんどありません。