脂肪溶解注射やプラズマリポなど溶解した脂肪はどこに行くのですか?体の中の血管内に散りばめられることはありますか?体外に出るのですか?教えてください。

ご質問頂きました件についてですが、最終的には肝臓で分解され便や尿に排泄されるため体内に蓄積することはありませんのご安心ください。
お問い合わせいただきました、脂肪溶解注射とプラズマリポについてご紹介させていただきます。
1つ目は、ご希望部位に注射で薬剤を注入することで脂肪細胞を溶かしていく治療法、脂肪溶解注射をご紹介させていただきます。
当院の脂肪溶解注射は、脂肪細胞自体が破壊されますのでリバウンドがありません。こちらは1度の処置で1cm強~2cm弱、脂肪層の厚みがなくなります。個人差はございますが、早い方ですと1ヶ月目位から効果を実感されております。術後は、注射をした箇所に軽度のむくみと赤みがみられ、触るとヒリヒリした感じがありますが、そのような症状もおよそ3日~1週間かけて消失していきます。脂肪層を破壊しておりますので、内出血の可能性は否定できませんが、こちらもおよそ1週間前後で消失していきます。
2つ目は、プラズマ光線を利用した全く新しいコンセプトの脂肪溶解・除去の最新治療方法、プラズマリポをご紹介させていただきます。
プラズマリポを行う際に脂肪層に挿入する極細ファイバーは、0.4~0.6ミリと注射針と同様の太さになりますので、キズはほとんど残らず、凸凹にもなりません。また、プラズマは従来のレーザー光線とは違いエネルギーの拡散が非常に広いため、脂肪吸引並みの効果が実感できます。ただし、脂肪吸引と違い圧迫処置は一晩で、キズ口は針穴程度のため縫合も不要です。翌朝にはシャワーを浴びて仕事に向かえます。
効果についてですが、人によって脂肪層の厚みが違いますので個人差はございますが、脂肪溶解注射の場合は、脂肪層の1cm強~2cm弱程度、脂肪吸引の場合は、7~8割程度の除去になります。プラズマリポの場合は、その中間の4~5割程度の効果とお考えください。そのため、脂肪溶解注射よりもプラズマリポの方がより広範囲に効果を期待できます。
処置をされている以上は内出血や腫れの可能性は否定できません。ただし、内出血が出たとしても必ず消失いたしますし、腫れもほとんど無く、軽度な筋肉痛程度になりますのでご安心ください。