私はエラと頬骨が張っているので骨を削りたいと思っているのですが、基本的に口から手術すという事で、口を切ってどのように骨を削るのか全く想像できなく不安です。術後、口の中はどのようになってしまうのでしょうか?ただれてしまって痛くて何も食べれなくなるのでしょうか?骨を削ることによって、もろくなり骨折しやすくなってしまうなどのデメリットを教えてください。よろしくお願いします。

「頬骨」「エラ」が気になるとのことですが 骨格はどう努力してもなかなか改善するものではなく どうしても手術といった形式しか手段が無い為 ご本人様がお考えよりずっと オペをされる方は大勢いらっしゃいます。皆様、お骨の手術というだけで 大掛かりなオペを連想されるのですが、実際はそんなに大きな手術ではございません。ただし、「骨」の形成をできる腕を持ったドクターが限られるため、手術自体をお受けしていないクリニックが多く、そのため 患者様は”大掛かりになる”とご不安に感じる方が多いのですが、当院では、骨の手術に関しましてはかなり得意とする分野になっております。当院の「骨格手術」が大変 好評をいただいておりますのは ドクターの腕による 術後のアフターケアの簡略化にございます。もちろん どこのクリニックでも全身麻酔になるので入院は必要となりますが、ご本人様にできるだけ負担のない手法を用いますので、1泊入院のみです。 オペ日翌日の午前中にはご帰宅いただけます。手術はすべて口腔内から切開いたしますので お顔の表面に傷が残る心配はございません。
今回 この「口腔内」に対して非常にご不安が強いとのお話でしたが、まず、術中の出血や唾液などの関係上、「呼吸」までもきちんと管理いたしますのが「全身麻酔」ですので、手術中のご心配はご本人様には及びません。骨を削ることに対しての「骨折」なども もともと 通常より肥大しているので 皆様お気になさっているのであり、 そちらを通常の大きさ、もしくは少し小さめに修正を加えるのみですので脆くなったりする心配はございません。
頬骨の手術のみ ご本人様の現時点での形状と ご希望を加味させていただいた上でコメカミからの術式になることもございますが、毛髪内ですのでお傷が表面に出てきてしまうことはございません。手術は全身麻酔を使用し行います。全身麻酔なので 手術中ずっと眠っていただくかたちになりますので ご本人様が起きられた時にはすでに手術は終わっています。したがって、安心して手術を受けていただくことができます。
手術を受ける際には術前の準備として、レントゲン・心電図・歯型・血液などの検査が必須となります。ご本人様の健康状態をきちんと把握させていただくために必ず必要なのですが、結果がでるまでに1週間ほどかかりますので、必ず オペ日の約2週間前までには 検査を受けていただく必要がございます。単純な二重手術などとは異なり、骨格の形状が変わるオペとなりますので、術後の理想像を正確に把握させていただくためにも、やはり 複数回のカウンセリングをお勧めいたしております。
術後は、3日目と1週間目に口腔内のチェックに来院していただきます。
この間、軟菜食(噛まずに食べられるものー粥・うどん・ヨーグルト・プリン等)のみの摂取となり、毎食後のうがい、歯磨きの一部制限等の生活制限が生じます。1週間後のチェック後は、上記の制限が解除となります。あとは、2週間・1ヶ月・6週間・3ヶ月目のチェックで最終終了となります。
手術をお考えであけばできるだけ年齢の若い内にされたほうが、取り除いた骨部分の皮膚の戻りなども問題がないのでお勧めです。特別 危険性などはございませんが あえてデメリットを申し上げるとすれば 術後の腫れがございます。1週間前後 腫れが続くので まとまったお休みをとってから、手術に臨まれることを お薦めいたします。ただし どうしても長期連休が取れないという患者様の中には、”「親知らず」をぬいて・・・・”といった理由で 3日目くらいからお仕事に復帰された方もいらっしゃいます。術後のダウンタイムに少しお時間が必要となるのが、このオペのデメリットです。