50歳代後半、と言うより、60歳手前の女性モニターさんです。主訴としては、豊胸の他に、肋骨の浮き出しの改善を目的の一つとして挙げていました。術後の状態として、バスト上部の肋骨の浮き出しは、かなりの改善が観られています。
このような、肋骨の浮き出しを気にする方は、割と多くいます。特に、バストの上部に関しては、老若問わず、主訴として挙げる方が多いのが現状です。
ある程度の年齢になると、多くの方は、筋肉が衰え、その厚みが少なくなります。特に筋肉トレーニングを行っていない場合には、その傾向が顕著に出ます。また、年齢とともに、上半身には皮下脂肪が付きにくく、下半身(ヘソよりも下)には皮下脂肪が付きやすくなり、所謂、「太るときには下から、痩せるときには上から」という現象が顕著になってきます。加齢による、バスト付近の肋骨の浮き出しは、これら2つの要素が絡み合って発生してきます。予防法としては、健康的なライフスタイルを継続して、体重を維持することと、大胸筋を鍛えて、筋肉の厚みを保つことです。ただし、大胸筋を鍛える際には、上部だけを鍛えて厚みを持たせてしまうと、乳頭が下を向いてしまうリスクがあります。したがって、全体のバランスを保ちながらトレーニングを行うことが、きれいな形を保つためには、大切なことです。
成長再生豊胸は、皮下脂肪と乳腺に対して、その厚みを増加させる働きがあります。よって、予防が追い付かない場合には、豊胸とともに、この、肋骨の浮き出しを目立たなくする効果があります。