成長再生 豊胸 F 5セット終了後
成長再生豊胸Fを5セット施行したモニターさんです。術後の写真は、約3か月経過した時点のものです。成長再生豊胸は、従来の方法の場合には 豊胸 効果に即効性がなく、さらに一回の効果も小さいことから、豊胸 効果を、ある一定の期間で獲得しようとすることが難しいものでした。そこで成長再生豊胸Fでは、この、豊胸効果の即効性の無さを改良したものとなっています。つまり、成長再生豊胸Fの場合には、術後すぐに豊胸効果が獲得でき、これまでの成長再生豊胸同様に、最終的には、豊胸術を受けた痕跡さえ残らないということです。
元々、成長再生豊胸は、何かを入れてその体積で 豊胸効果を獲得するものではありません。しかしながら、即効性のある豊胸術ということになると、どうしても、注入するモノの体積を利用せざるを得ません。そこで、成長再生豊胸Fでは、注入液にねんちょう性を持たせ、それが、乳房の組織の成長とともに、ゆっくりとなくなっていくように調整しました。それによって、注射液中の成長因子が乳房に長くとどまり、一回の処置で使用できる成長因子の量も多くなりました。
成長再生 豊胸 Fで、注入液にねんちょう性を持たせたのは、豊胸 効果の即効性獲得が第一の目的ですが、成長因子の作用増強についても、目的としています。それは、前述の通り、成長因子が長く乳房に留まり、その効果を、乳房で長く発揮できるようになっているということです。人体に注射された薬剤は、注射された部分に留まる分だけでなく、血液中にも一部が入っていきます。留まる分と血液中に入っていく分の比率については、その薬剤の分子の大きさやイオン化の極性などによって様々ですが、基本的には、大きな分子のもののほうが留まりやすい傾向にあります。また、注射液は、組織の中の、細胞と細胞の間の物質の部分に留まって蓄えられます。そこで、成長再生豊胸Fでは、注射液にねんちょう性を持たせる方法として、この、細胞間マトリックスの成分を使用しました。
この、成長再生豊胸Fで使用する、細胞間マトリックスの成分ですが、注射液にねんちょう性を持たせるという作用以外に、徐放化という作用があります。薬剤が一定の効果を発揮するためには、病巣や障害部位において、その薬剤の濃度が一定以上存在することが必要であるとされています。例えば、抗生物質などは、化膿した箇所に一定以上の濃度で存在することによって、殺菌したり、細菌の増加を抑制したりすることができます。しかし、抗生物質の飲み方や吸収速度などによって、その濃度が保たれない時間が生じることがあります。そうすると、その時間の間は、殺菌・静菌作用が失われているということになります。そこで、徐放化という技術によって、抗生物質のカプセルや錠剤が、胃腸の中でゆっくりと溶けるようにして、血液中の抗生物質の濃度を、長時間にわたって保つということが行われます。このように、薬剤を徐放化することで、その作用を無駄なく最大限に生かすことができるのです。
成長再生豊胸Fでは、この徐放化を成長再生豊胸に取り入れたものでもあるということができます。成長再生豊胸で使用する、成長因子の場合、それがバストの皮下脂肪や乳腺の細胞に、一定の濃度を持って作用することで、ホルモンの刺激が有効に作用して、豊胸効果を獲得するものです。したがって、その成長因子を徐放化させることで、バストにおける成長因子の濃度が高い状態を保つことになり、豊胸効果をより効率よく出すことができるということなのです。
成長再生 豊胸 F 8セット終了後
成長再生豊胸Fを5セット受け、その後、3セットを受けたモニターさんです。通算では8セットの成長再生豊胸Fを受けたことになります。写真は順番に、術前・成長再生豊胸Fを5セットの術後・成長再生豊胸Fを8セットの術後、となります。成長再生豊胸Fと成長再生豊胸Wの場合、1セットの豊胸効果を、片胸で平均約25㏄と見積もっています。したがって、このモニターさんの場合、25X8=200㏄の豊胸効果を獲得したということになります。
200㏄の豊胸効果ということは、200㏄の豊胸バッグを使用して、豊胸手術を行ったのと同じことになります。しかし、バッグ・プロテーゼを使用した豊胸手術の場合、どうしても皮膚の切開が必要なのと、バッグ・プロテーゼの挿入スペース作成が、必要になります。したがって、麻酔も広い範囲に効かせる必要があり、その分、術後の痛みも強いという現実が存在します。しかし成長再生豊胸の場合には、基本的には注射処置になりますので、切開や挿入スペースの作成などが不要なため、麻酔の規模も小さく、術後の疼痛はほとんどと言っていいほど存在しません。
さらに、「より自然さ」を追求する場合、バッグ・プロテーゼの場合には、その形が、バストの形に影響を及ぼすということを、考慮しないといけません。具体的にどういうことかと言えば、術後のバストの形というものが、バッグ・プロテーゼの形に左右されるところが大きいということです。つまり、「このような形にしたい」という希望にはある程度沿うことができても、「もし、元々その大きさのバストだった場合にはどういう形なのか」だとか、「その人の胸郭の形に合ったバストの形を再現する」ということが、バッグ・プロテーゼを使用した場合には困難であるということです。
その点、成長再生豊胸の場合には、その豊胸効果というのが、バストの成長というコンセプトです。したがって、形の自然さという点では、どの豊胸術よりも優れているということができます。つまり、思春期から成人するにかけて、もしも、バストの成長がしっかりと得られていたら、このようになっただろうという状態を、成長再生豊胸による豊胸術は再現できるということです。このことは、他の豊胸術であるバッグ・プロテーゼを使用した豊胸術には、どうしても不得意な項目です。なぜなら、そのような仮定をして、バッグ・プロテーゼを選択したとしても、それが必ずしも正しい選択なのかということは、誰にもわからないことだからです。
以上の点を俯瞰すると、バストの大きさではなくて、その形というものに焦点を当てる場合、その手術法の選択を誤ってはならないということにもなります。それは、自然さというものと変身という二つの方向性を考慮して、手術法を選択すべきであるということです。究極に自然さを求める場合には、成長再生豊胸を選択すべきであり、形の変更という変身願望をかなえたい場合には、バッグ・プロテーゼを使用した手術を選択すべきということになります。そして脂肪注入は、それらの中間に位置すると考えていいでしょう。ただし、我が国日本では、欧米のポルノ女優のような、美しいのだろうけど人工的なバストは、一般的には好まれないという傾向があります。
成長再生 豊胸 F 13セット終了後
こちらのモニターさんは、成長再生豊胸Fを、合計で13セット施行に到達しました。
最初は3セット、次に5セット、最後に再び5セットの施行です。成長再生豊胸Fの処置を受けるたびに、順調に豊胸効果が獲得でき、最終的には、ブラのサイズは8カップのアップに到達しました。ブラのカップサイズというのは、キッチリとフィッティングで来てなかったり、メーカーやデザインによって、様々な状況ですので、あくまでもおおよその目安にしかなりません。しかし、患者さん本人にとっては、豊胸効果の実感を得るためには、大きな要素のようです。