成長再生豊胸Fを5セット受けた、20代終盤のモニターさんです。元々のバストサイズが大きいため、写真では豊胸効果が見えにくいかもしれませんが、本人的には満足感を得られたということです。術後は、豊胸効果だけでなく、乳首が上を向いた、形の良いバストに仕上がっています。
成長再生豊胸を希望される患者さんの中で、豊胸の目的の次に多い希望は、形を整えたいというものです。そして、それはどのような形かと言うと、所謂、丸くて前に突き出した、マネキンのバストのような形です。マネキン人形の場合、販売のために服を着せて展示するわけですから、スタイル良く、理想的な体形に作成されていると考えられますので、当然のことかと思います。そこで、そのマネキン人形のバストの形を観察してみると、一つの特徴に気が付きます。それは、乳頭の向きが、水平よりも上を向いているということです。そして、このような形のバストを造りたい場合、どの部分のボリュームを重点的に増やすべきかという考察が必要になります。実際には、バストは、立ったり座っている姿勢では、表面の部分が下に移動しますので、皮膚に近い層は、下のほうにボリュームをつけるのではなく、全体的にボリュームアップを図ります。そして、筋肉に近い、姿勢による移動が少ない層で、下のほうにボリュームが付くように調整しています。