(症例写真)成長再生豊胸Fを3セット その8

成長再生豊胸Fを3セット行ったモニターさんです。年齢は20歳代前半、出産・授乳の経験はありません。術後の写真は、成長再生豊胸Fを行ってから、3ヶ月目のものです。術前と術後で、体重の変化はほとんどありません。

成長再生豊胸Fは、成長再生豊胸Wと違って、即効性のある方法です。手順は、麻酔の注射を行った後、バストを成長させる薬液を注射するというのは、同じです。成長再生豊胸Fの即効性の理由は、その薬液にねんちょう性があるためです。ねんちょう性というのは、簡単に言うと、水のようなサラサラしたものではなく、ゼリーのようにドロドロしているという意味です。この、ねんちょう性があるために、注射された薬液は、バストに長期間留まり、薬液の吸収とともに、周囲に徐々に放出され、バストの組織が増量してきて、豊胸効果が得られます。つまり、バストから薬液がなくなってくるのに合わせて、自分のバストの組織がその分、増加してくるということです。簡単に言えば、薬液とバストの組織が入れ替わっていくと考えてもいいでしょう。

ただし、即効性があるといっても、処置直後から、最終的な豊胸効果を得られた状態であるわけではありません。まず処置直後は、麻酔薬の影響で、予定の豊胸効果よりも大きな効果が出ます。これが、予定の大きさまで収まるのに、約10日から2週間かかります。この、約2週間後の状態がずっと続くというのが、目論見ではあるのですが、中には、術後2週間目以降も、バストが小さくなっていく方がいます。これは、バストの組織の成長が、時間的に、薬液の吸収に追い付いていないためです。しかし、術後3ヶ月から6ヶ月くらいで、予定の豊胸効果のところまで、到達します。つまり、この場合は、バストの成長と、薬液の吸収との間に、タイムラグがあるということです。ただし、成長再生豊胸Wのように、一度元の状態近くまで戻ってしまうということは、ありません。