成長再生豊胸13回で巨乳化

成長再生豊胸を1年間に亘って、13回行ったモニターさんです。成長再生豊胸は、成長因子を使用し、乳腺と皮下脂肪を成長させ、バスト自体を大きく成長させる技術です。バストに対する処置としては、注射を行うのみで、メスを使用して切開を加える必要が、一切ありません。そのことから、処置当日の入浴などの制限は、浴槽に入ること以外は特に禁止事項はなく、翌日にはその浴槽に漬かることも、制限がなくなります。つまり、普通であれば、どんな仕事の方でも、翌日に休暇を取る必要もなく、楽な豊胸技術と言うことができます。

こちらのモニターさんは、結果として、ブラジャーのサイズは、BカップからFカップへと変化したということでした。

一般的に、既によく知られていて、当院でも、しばしば患者さんにお知らせしているのですが、ブラジャーのカップと言うのは、乳房体積を正確に表しているモノではありません。計測上の目安として、アンダーバストとトップバストの差を、ブラジャーのカップとして表示している場合が多いのですが、バストの形やそれを支える胸郭の形が、人それぞれであることから、それらは非常に不正確な目安と言うことができます。そして、下着メーカーごとにカップ表示に違いがあり、さらに同じメーカー内でも、種類ごとに差があるのが現状です。しかし、写真を見れば明らかなとおり、バストの大きさとしては、かなりの大きさを獲得できています。また、胸の谷間を、ブラジャーで寄せ揚げして作成する必要もなく。普通に胸を張った状態で、十分なる谷間が形成されています。一般的には、胸の谷間と言うものは、かなりの大きさのバストでないと、ブラジャーのアシストなしでは発生しません。さらに、バストのサイズが大きくなるほど、その重みによって、バストは下垂する傾向にあります。また、胸郭と、乳腺を支える靭帯の解剖学的特徴から、下垂の方向は外下方となり、バストの位置としてはむしろ開いていく傾向にあります。したがって、このような、ブラジャーのアシストなしでの胸の谷間形成と言うのは、バストにかなりの張りがないと、不可能なことです。成長再生豊胸は、乳腺と皮下脂肪組織を増加させ、他の豊胸術同様、バスト自体にも張りを持たせる作用もあると感じています。

成長再生豊胸の手順は、以下のようになります。まず、自分の血液を、200㏄~300㏄採血します。そこから成長因子を取り出すためです。そして、患者さんには、バストに麻酔クリームを塗った状態で、約30分、処置台の上でお待ちいただきます。その間に、採血した血液から成長因子を分離し、さらに、乳腺と皮下脂肪に働く成長因子を添加し、注射液を作成します。注射液の量としては、30~40mlとなります。そして、麻酔をした後、それらを女性ホルモン薬とともに、バストに注射します。待ち時間が約30分必要ですが、処置自体は短時間で終了します。

成長再生豊胸のいいところは、マンモグラフィーであれ、CTスキャンであれ、たとえMRIであっても、処置の痕跡さえ検出できないことです。検出できないと言うよりも、痕跡を残さないと言ったほうが、適切かもしれません。成長再生豊胸の基本的なコンセプトは、何かを入れてサイズアップさせると言うものではなく、あくまでも自分のバストを成長(グロウ)させると言うものです。つまり、思春期から成人する過程において、女性のバストが成長してそのサイズが次第に大きくなってくる現象を、再び発生させると考えると、分かりやすいかと思われます。成人後のバストサイズの変化は、妊娠・出産時に拡大しますが、その後は、どうしても年齢とともにサイズを失っていく傾向にあります。成長再生豊胸は、このようなバストのサイズに関係する体内環境の変化を、一時的にバストが成長する状態にすることにより、サイズの拡大を図ります。したがって、豊胸処置の痕跡さえも残さない、至って自然なバストの状態で、豊胸が可能です。