成長再生豊胸Fを5セット施行して、やや長期の経過観察写真になります。術後の写真は、順に、3か月目と9カ月目のものです。
モニターさんの年齢は20代前半で、出産・授乳の経験はなし。成長再生豊胸Fを5セット施行した後、他のことでも当院を受診し続けている患者さんです。中央の列にある写真が、術後3か月後で、向かって右側が術後9カ月後となります。術後9カ月のほうが、3ヶ月よりも豊胸効果が出ています。
成長再生豊胸Fの経過として、最初に注入した薬液によるバストのふくらみは、徐々になくなっていき、代わりに自分のバストの組織が育つというものです。したがって、処置直後の豊胸効果は、注入した薬液によるもので、それがゆっくりと吸収されていくように設計されているため、即効性と豊胸効果を両立できるようになっています。そして、自分のバストの組織そのものが増加するため、その効果は長期にわたるものです。
但し、効果の出方としては、処置直後の予定バストサイズが、正確にそのまま保たれないこともあります。それは、処置直後の状態は、麻酔の注射によって、バストに腫れが出ているからです。その腫れ自体は、術後2週間もすれば、細かいものまで、ほぼ完全になくなり、サイズとしては落ち着きます。しかし中には、
バストの組織の成長が、注射した薬液が徐々になくなっていくのよりも遅い場合があります。その場合、術後2週間を過ぎても、バストのサイズがやや小さくなります。しかし、術後3ヶ月から6ヶ月経過すると、バストの組織の成長が追い付いてきて、予定のサイズに落ち着いていきます。