成長再生豊胸Fを3セット受けた、50歳代前半のモニターさんです。 授乳経験があり、術後は処置後4カ月半が経過しています。
成長再生豊胸を診療に導入したころは、20代、30代の患者さんが主なユーザーでした。しかし、それから3~4年経つと、比較的高い年代の方も増加し、現在では年代的な特徴がなくなってきました。そこで問題になるのが、体内の女性ホルモンの量です。女性ホルモンをはじめ、各種ホルモンの分泌量は、一般的に、年齢とともに減少してきます。特に女性の場合には、バストのサイズや張りを保っている女性ホルモンの量も減少するため、サイズが小さくなって来たり、張りがなくなって垂れ下がったりし始めます。また女性ホルモンは、成長因子を介してバストを成長させるホルモンです。したがって、その量がある一定以上減少していると、成長再生豊胸で成長因子のみをバストに補充しても、サイズアップの効果が小さなものとなります。そこで、女性ホルモン、特にエストロゲンを一緒に注射すると、効果が出やすい傾向となります。成長再生豊胸F の場合には、3セットまたは5セットの処置を1度で行うため、ホルモンの補充の機会はその一度のみになりますから、本来は成長再生豊胸Wを受けてもらい、処置の都度にホルモンも補充できるようにした方が理想的です。しかしながら、こちらのモニターさんのように、どうしても通院回数を少なくしたい場合などには、成長再生豊胸Fも候補になりえます。