(症例写真)成長再生豊胸Fを10セット その2

モニターさんは、30歳代半ばの、出産・授乳経験のある女性です。成長再生豊胸Fを10セット、2回に分けて受けています。当初の目的としては、サイズ的には出産前の状態を目標にとのことで、5セットの成長再生豊胸Fを受けました。5セットで当初の目標は達成できたのですが、しかしその後、こんなに楽なら、どうせならもっと大きくという希望で、更に5セットを追加しました。結果としては、張りがあり、大きさも十分以上のもので、出産前の状態よりも、かなりサイズがアップしたとのことでした。

出産・授乳経験のある方の場合、一度大きくなったバストが、授乳の終了とともにサイズが減少し、張りを無くすことで、それらの変化に対して、失望感を携えて来院する方が多いように思われます。妊娠したら、授乳に備えて、乳腺や皮下脂肪はその体積を増し、バストのサイズが 大きくなります。その際、バストの皮膚や、乳腺を支えている靭帯(クーパー靭帯)も伸ばされます。そして授乳が終了すると、乳腺や皮下脂肪の退縮が始まり、サイズを失ってきます。しかし、伸ばされた皮膚や靭帯は、元に戻ることがなく、ほとんどの場合、その弾力性のある範囲でしか、縮んでいきません。すると、バストが張りを失った状態が出来上がります。例えて言うなら、風船の中身を抜いたような状態になり、バスト全体の弾力性が失われ、サイズも小さくなるのです。そこでその解決法として、中身を再び大きくしてやるというのが、成長再生豊胸による治療の一つのコンセプトです。