自分自身のバストが大きく育つ、全く新しいコンセプトの豊胸注射、成長再生豊胸の症例写真です。順番に、向かって術前、術直後、術後1カ月です。成長再生豊胸は、完成が3カ月目以降ですので、術後1カ月では未だ完成には至っておりませんが、効果としては半分から3分の1と言ったところでしょうか。
こちらのモニターさんの状況として、10kg以上の激やせダイエットを敢行し、バストがしぼんでしまったために、この注射を決行しました。皮膚の余裕が大きいため、豊胸効果が見えにくいので、写真上は、あまり大きくなっていないように見えますが、触診上、いわゆる「バストの張り」といったものがしっかりと戻ってきています。あと1カ月の待機期間中に、もっと大きな変化が出現してくると思われます。
成長再生豊胸は、ヒアルロン酸やプラズマジェル(PPP)などと違い、自分の乳腺と脂肪組織が大きくなり、そのままの状態を保つことができます。したがって、その効果は、無理なダイエットや老化による変化を除けば、永久です。また、ヒアルロン酸やプラズマジェルを注入すると、それらが吸収されてしまうまでは、注入したヒアルロン酸やプラズマジェルが、MRI・CT・マンモグラフィーなどに写ってしまうことがあります。直接写らなくても、特にMRIの場合には、乳腺やその周りの脂肪とは違った色調として描出され、異常像として判定されます。また、マンモグラフィーやCTでも同様の場合があります。しかし、この成長再生豊胸の場合には、自分の乳腺と脂肪組織が大きくなるので、これらの、MRI・CT・マンモグラフィーなどの検査を受けても、全くの正常像です。したがって、注射なので、表面はおろか、どんな検査を行っても、豊胸の痕跡すらも残りません。しかも永久的な豊胸効果が望めるばかりか、その後は年齢とともに、全く自然な変化を起こしていきます。
ヒアルロン酸やプラズマジェル(PPP)など、または脂肪注入やバッグでの手術と違い、成長再生豊胸の欠点が、一つだけあります。それは、即効性がないことです。成長再生豊胸は、何かを注入したり、挿入したりする手術ではないため、注射の直後は、乳房には何の変化もありません。注射を行って、その後、月日が経過するに従って、すこしづつ、乳腺や皮下脂肪が大きくなり、乳房そのものが成長して大きくなります。このことは、非常に自然である半面、即効性がなく、目的を達成するのに、約2カ月の待機期間が必要であるということです。
しかし、この、即効性のなさが、逆に、パートナーや周囲の人からは、豊胸の事実が全く分からないという、メリットともなります。そして、生活制限がないことで、会社帰りや買い物ついでに来院していただき、処置を受けてもらえるということにもなるのです。
術後の生活制限ですが、成長再生豊胸の場合には、「ない」と言っていいかと思われます。入浴に関しては、処置から3時間後の処置当日から可能です。また、スポーツも入浴の許可と同時に(術後3時間後)から可能になります。入浴やスポーツを行ったからと言って、効果が少なくなることや、術後の痛みが強くなることなどはありません。
ただし、サウナ風呂については、内出血が強く出る場合がありますので、術後3日間は控えていただきます。注射に伴う内出血については、注射ですので、針を使用する関係上、100%発生しないというわけにはいきませんが、その確率については1%以下です。もし、内出血が発生しても、必ず消失しますので、心配しないでください。内出血での皮膚の変色については、当日は放置し、その後は温めたほうが、回復が早くなくなります。