脂肪注入の量は片胸につき80㏄の、いわゆるミニ脂肪注入豊胸術を行った後、5回の成長再生豊胸Wを受けたモニターさんです。年齢は30代半ばで、出産・授乳経験があります。授乳中はバストがかなり大きくなるのですが、こちらのモニターさんの場合は、授乳中もそんなに大きくはならなかったとのことでした。
授乳中にバストが大きくならなかったということは、乳腺・皮下脂肪ともに、その量が少ないことが予測されます。実際、乳腺は男性よりもやや大きいくらいで、バストの皮下脂肪も他の部分と厚みがほぼ同じくらいのものでした。バストにやや厚みがあるように見えるのは、授乳中に現在よりも少しだけバストのサイズアップが見られ、その際に皮膚とクーパー靭帯が伸ばされたためと思われます。
また、注入用の脂肪を採取するのも、体型的に皮下脂肪が厚いわけでもないため、範囲を拡大させる必要がありました。しかし、上腹部と下腹部の2ヶ所のみを希望されたため、広い範囲での脂肪吸引は不可能でした。したがって、バストに注入する脂肪は少なくなり、脂肪注入のみでは大きな豊胸効果が望めない状態です。
そこで、少ない注入脂肪を増やすため、術後に成長再生豊胸Wを受けるのを提案しました。スケジュールとしては、脂肪注入豊胸術の翌日・2週間後・1か月後・2か月後・3か月後の5回の成長再生豊胸Wの注射を行います。術後の写真は、最終の成長再生豊胸Wを行ってから約3か月後です。モニターさん・術者ともに、十分な豊胸効果に満足しています。モニターで総額1,760,000円