ゼルテック(Zeltiq)体験記

ゼルテック(Zeltiq)とは、初めて聞く方も多いと思います。脂肪をなくす機械です。ウルトラシェイプと同様に、注射もせずに皮下脂肪をなくすというもの。

今さっき、私の右わき腹を施術しました。ウルトラシェイプが超音波で脂肪細胞を破壊するのに対して、これは脂肪を冷却します。
原理的には、水分と油脂の凝固点の差を利用しています。つまり、脂肪細胞の中にある油脂は、水よりも凝固点が高いので、早く凍るため、脂肪細胞がアポトーシス（死んだ状態）に陥るということです。
私の腹部の左側は、脂肪溶解注射の改良によって、かなり脂肪層が薄くなってしまっているので、右側で体験をしました。
施術部分にジェルパッドを乗せ、その上からハンドピースを乗せます。すると、ハンドピースが皮膚と皮下脂肪を吸い上げます。この時に約５から１０分ほど痛みがあるとのことでしたが、幸いにも、痛みはあまり感じられず（無痛と言うとウソになりますが）、その後はハンドピースが邪魔なだけで、特に何も感じることはありませんでした。このまま６０分間、この状態で待機します。非常に暇でしたので、私は眠りに落ちました。
６０分後、ハンドピースを外すと、「イテテ！」という痛みがきます。痛みをこらえて施術部分をつまんでみると、「ジャリジャリ」と、何だかシャーベットを揉んでいるような状態でした。外見は、皮内の内出血が薄くあったのと、施術部分が赤くなっています。脂肪溶解注射の１日後と似ているかもしれません。施術終了後約１時間半の現在、触ると皮膚の違和感を感じるのと、押さえるとピリピリします。
さて、この後、どのように変化していくか、楽しみでもあります。
写真は、施術直後の状態。