イタリアでライブ手術 2010.01.11 その1 厳冬の北部イタリア・ミラノに向かう

10日の東京行き始発(6:20名古屋発)の新幹線で成田に向かう。4時半の起床である。この時間は、私にとっては早朝というより深夜なのである。それにふさわしく、新幹線に乗っても外は真っ暗。窓に映る自分の顔は、何だか10歳くらい老けたような顔。この、電車の窓に映る顔を見て、世の中の女性たちは、アンチエイジングを目指して我がクリニックの門をくぐるという。さもありなんである。否、自分の顔の左側が映っていた。すぐに右側を映してみる。右側は、老けたのは5歳くらいだ。1年8か月前に右だけ施行したWPRPFは、未だ効果健在である。


 始発の東京行きの新幹線は、「ノゾミ」ではなく「ひかり」。名古屋を出発した時にはガラガラの状態なのだが、次第に乗車率がUPしてくる模様。途中、豊橋・浜松・静岡・新横浜・品川に停車する。浜松から、早朝だというのにやたら元気な女性の一群が乗車してくる。声をかけてみると、ディズニーランドに遊びに行くと言う。そうだ、今日は連休の中日なんだと改めて気がつく。掛川辺りで外が明るくなった。静岡では、かなり乗客が増えたので、10代の彼女たちとのおしゃべりも一段落とする。すると、眠気が襲ってきた。
 目が覚めたのは、品川を出発したところであった。東京駅についてから、新幹線内で出会ったディズニー行きのギャル軍団とコンコースまで一緒に出て、乗り継ぎのホームを教えてあげてから、総武線のホームに向かう。
 成田エクスプレスは混雑していた。トランクの置き場所が足りない。適当に通路にはみ出しながらトランクを置いて、指定席に座る。車内は暖房が効いていて、喉が渇いたので、車内販売でミネラルウォーターを購入して一気飲み。すると便意が襲ってきた。時間は午前8時。人間の体はよくできているもので、いつもの起床時間であることと、冷たいミネラルウォーターの消化器官への刺激が腸の蠕動を促進したためであった。車内は満員なので、空港までこらえることとした。
 成田空港では、サクララウンジで遅い朝食を済ませ、11時30分発のアムステルダム行きに乗り込む。機内はほぼ満席。映画「サロゲート」を見ながら1回目の機内食の後、早速シェルフラットシートを睡眠ポジションにして眠りに着く。目が覚めたら、11時間30分の飛行予定中、既に8時間が終了していた。時計を現地時間に合わせると、ちょうど12時。2回目の機内食をお願いした。いつも思うのだが、JALの機内食は私にとってはいつも量が少ない。1回目の機内食でも、オプションでビーフシチューを追加したのだが、今回はカレーライスを追加した。今度は映画「ハチ」を見た。機内食も食べ終わった後の、映画の終盤、涙がこぼれそうになっていた。
 アムステルダムに着くと、そこは一面、白い世界。やはりヨーロッパは北国なのである。4時間のトランジットタイムは、Wifiの接続IDとパスを購入してゲームをやったり、喫煙所にいた、やたら陽気なイギリス人のオッサンや、ギリシャ人の女子大生と話をしていて、あまり退屈はしなかった。搭乗1時間前には、アムステルダム名物ニシンのマリネのサンドイッチとシャンペンで空腹を満たし、目的地であるミラノに向かったのであった。
 ミラノのホテルに着いたのは11時。やはり疲れてはいたのであろうか、そのまましっかりと眠りについてしまった。

「イタリアでライブ手術 2010.01.11 その1 厳冬の北部イタリア・ミラノに向かう」への2件のフィードバック

  1. うさぎ より:

    機内食って追加注文できるんですね!

  2. ペコ より:

    イタリア行ってみたいです★

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