イタリアでライブ手術 2010.01.11 その2  今日はミラノからルガーノ(スイス)に来ました。

時差の関係で、午前6時に目が覚めて、ひと風呂浴びる。今日はLuganoに向かう予定。だが、外はまだ暗いのに、深い深い霧が発生しているのであった。Luganoは、エンドプラストの発明者、Dr. Alain Tenenbaumの住んでいる、スイスの湖のほとりの保養地?観光地?である。早速彼に電話して、宿泊予定のホテルを待ち合わせ場所にしようということで、話がついた。


 午前9時、こちらで落ち合ったDr.高橋とともにホテルで朝食。イタリアはなぜか食事が旨い。朝からプロシュート、サラミ、カポナータ、スピナッチのソテー、チョリソーなどを山盛りに頂く。そして食後にエスプレッソをダブルで飲んで、完全に目が覚めた。
 午前10時、ゆるりゆるりとイタリアペースで仕事するフロントでチェックアウトして、レンタカーでLuganoに出発。起床時に心配していた霧も、きれいに晴れて、外は快晴。しかし、劇寒。AutostradeをMilanoから一路Luganoに・・・・・と言いたいところだが、途中、道を2回も間違えてインターから下りてしまった。気を取り直して、スイスアルプスの中に向かうAutostradeを走っていく。アルプスを背景にした景色が美しい。途中、国境検問があった。そういえば、スイスはEUではないのである。30ユーロの通行税を支払って、再びスタート。湖とアルプスと赤い屋根の家々。スイスなのである。そうこうしているうちに、目的地、Luganoに到着した。
 時間はちょうど12時。車をホテルのガレージに預けて、チェックイン。Alainが予約しておいてくれたHotal Danteは、こじんまりとしているが清潔で高級感漂う、まさにスイスの保養地のホテルである。http://www.hotel-luganodante.com/welcome.cfm?lang=EN ここはスイスの中でもイタリア語圏。しかし、イタリアとは違って、ホテルの従業員は皆、ハウスキープから駐車場のおじさんまで、みんな英語が理解できる。ロビーのコーヒーやチョコレート、ケーキ、クッキーは全て無料て提供されていた。部屋にトランクを置いて、ロビーで待っていると、Alainが登場した。
 Luganoは湖畔の小さな町である。徒歩ですぐに回れる。Alainが街中を案内してくれた。約1時間のLugano観光ツアー。ヨーロッパの保養地らしく、石畳と、飾りのついたビルの窓、それらが清潔にKeepされている。湖畔のレストランで昼食。Cafe mammanの激盛り並みのパスタが、普通に出てくる。この大きな盛りが、さらにヨーロッパを感じさせる。
 昼食後はAlainのOfficeでDiscussion。彼は医学のほかに、工学と化学の博士でもある。非常に広い見識と、個性的な発想は、私の興味を刺激するとともに、お互いに時間を忘れてのDiscussionとなり、Officeを出たのは既に午後5時を過ぎた頃であった。
 医師であり、工学博士であり、化学博士。こう聞くと、超人的な頭脳を持った人間のように聞こえるが、実は、工学と化学については、1つの論文が医学・工学・化学の3つの学部にAcceptされて取得した模様である。日本では、少なくともそれぞれの分野での研究歴と論文が必要なのだが、こちらヨーロッパでは一つの研究がそれぞれの分野にわたっていれば、それぞれの学位が取得できるそうである。ちなみに、彼は「おねえ」である。
 7時半にDinnerの約束をして、ホテルでシャワーを浴びてうとうとしていると、フロントからAlainがロビーに着いたとの電話。ロビーに降りてみると、Alainがイタリア人のボーイフレンドと到着していた。すぐにDinnerのRistoranteへと向かった。

「イタリアでライブ手術 2010.01.11 その2  今日はミラノからルガーノ(スイス)に来ました。」への2件のフィードバック

  1. うさぎ より:

    朝から、美味しそうな食事ですね~ !!

  2. ペコ より:

    スイス一度行ってみたいです★

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