プラズマジェル(PPP) 1

一部のクリニックでは始めているようですが、血液の中の血漿(プラズマ)を、加熱して、それから冷却し、ジェル状にして注射します。つまり、卵を、ゆで卵 にするように、血漿を加熱して少し硬くし、ヒアルロン酸のような注入材を作成するというものです。


効果の持続は約3から6カ月と、ヒアルロン酸よりも短い期間しか効きません。昔の、コラーゲン注射と同程度です。ただし、原料は自分の血液のみですので、感染症やアレルギー反応などの心配は一切必要ありません。したがって、ヒアルロン酸でアレルギーが出る方には、大きな朗報です。
手順は、
1)採血
2)遠心分離
3)加熱
4)冷却
5)注射
という感じでおこなわれます。
適応としては、
こめかみ・ほほ(ゴルゴ線)・ホウレイ線・頬(こけ)・目の下の凹み・眉間のしわ などの、主に加齢に伴う凹みの他、
鼻・アゴ・額などの造形にも適応があります。
現在のところ、効果は3から6ケ月と、ヒアルロン酸よりも短い効果なのですが、WPRPFと組み合わせることによって、鼻・アゴ・額などの造形以外の、加齢によるシワや凹みに対しては、2年以上の効果が期待できます。つまり、WPRPFとプラズマジェルの組み合わせで、即効性と効果の持続の、両方を兼ね備えた、理想的なアンチエイジングが可能になります。
WPRPFは、2週間目から実際に目に見える効果を発揮し始めるのですが、最終的に効果が完了するのは2カ月目です。その間、効果が出てくるまで、じっくりと待機する必要があります。しかし、即効性のあるプラズマジェル(PPP)を併用することで、 その待機期間が不要になりました。つまり、注射してすぐに盛り上がりを体験できるプラズマジェル(PPP)が吸収されて、効果が減少する頃に、WPRPFが次第に効果を発揮して、シワや凹みを取り始めます。つまり、プラズマジェル(PPP)とWPRPFの併用は、約6カ月から1年くらいの効果の持続しかない、ヒアルロン酸の注射の効果が、2年以上持続することと同等なのです。しかも、異物を一切用いないので、ヒアルロン酸に対するアレルギーがある方でも、受けていただくことができます。

「プラズマジェル(PPP) 1」への1件の返信

  1. 匿名希望 より:

    自分の血液を使用するという安心感もあるし、
    効果の持続性もあって良いですね。

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