やっぱり、HARG療法は理論的に正しかった。

薄毛のメカニズムは、本当のところは未だ解明されていないことが多い分野です。その解明について、大きな一歩を踏み出した研究結果が発表されました。


その論文は、ペンシルベニア大学医学大学院皮膚科の、George Cotsarelis主任教授らによるもの。
その研究発表の内容は、
1)薄毛になった部分でも、豊かな髪が残っている部分でも、「毛包」の数は変わらない。
2)毛包のなかの幹細胞の数も変わらない。
3)しかし、幹細胞が分化した、毛髪を作る前駆細胞の数が、極端に減少している。
というもの。
つまり、幹細胞が毛を作るのをさぼることが、ハゲの原因であるというのだ。
したがって、幹細胞が毛を生み出せる前駆細胞に分化増殖できるようにすれば、毛が生える。これが、まさに、HARG療法の真髄なのです。
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http://www.uphs.upenn.edu/news/News_Releases/2011/01/male-pattern-balding-stem-cell-inactivation/