私は、尋常性白斑に高校3年生の時かかりました。大学4年生の今、就職活動の最中ですが、どうも顔の白い斑点が、気がかりで仕方ありません。あまり治らない難病であることは、知っていますが、医療技術が進歩して治すことが、出来るようになったのかと思いメールしました。どうなんで しょうか?教えて下さい。

当院では、尋常性白斑の方への治療といたしまして、削皮マトリックス法をご紹介させていただきます。こちらは、その他に刺青(入れ墨)除去をされたい方へも行われている治療法です。
削皮マトリックス法は、再生医療を駆使した最新の削皮法になります。切除法や植皮法に比べ、腕・脚・肩などの動きが多いところでも、入院や自宅での厳重な安静が不要です。
こちらの処置は、局所麻酔後、高周波メスやレーザーなどを用いて患部の皮膚の表面層を削ります。その後、削ったあとの傷の表面をマトリックスで覆います。最後に、マトリックスの上に皮膚の再生を促す創傷被覆材を貼り付け、患部を保護し処置は完了です。
術後は、3日目・1週目・2週目・1ヶ月目・3ヶ月目に経過検診にてご来院をお願いしております。状況によっては、3日目より患部のシャワーが可能になります。
処置費用は、状態や範囲により決定いたしますので、詳細は、カウンセリング時にお伝えさせていただきます。