(症例写真)成長再生豊胸Wを5回 その10

豊胸と、バストの張りを戻したいということで、成長再生豊胸を希望して来院された、40歳代前半の、出産・授乳経験のあるモニターさんです。成長再生豊胸Wを5回受けました。術後の写真は、最終処置から3ヶ月が経過しています。

バストの張りを戻したいという希望は、ある程度の年齢になると増加してくる希望の一つです。加齢によってバストが張りを失う原因はいろいろとありますが、大きく分けると、弾力性が失われたことと、ボリュームの減少があります。
弾力性が失われるのは、主に皮膚と靭帯なのですが、そのどちらも主成分はコラーゲンです。加齢とともに、皮膚のコラーゲンが少なくなってくることは、有名な話です。このコラーゲンが減少することにより、皮膚の厚みが失われてきて、同時に弾性繊維(エラスチン)も少なくなることで、皮膚が弾力性を失います。このことは、靭帯に関しても同じことが言えます。バストの張りに影響するのは、乳腺を支えているクーパー靭帯で、この靭帯が、乳腺を胸の筋膜に吊り下げています。加齢により、このクーパー靭帯のコラーゲンやエラスチンも減少します。
一方、ボリュームに関してですが、これも加齢により失われていきます。乳腺と皮下脂肪が萎縮していきます。特に、バストの場合には、これらが女性ホルモンの影響を受けるため、閉経が近くなってくると、尚更、その傾向が強くなってきます。
成長再生豊胸は、乳腺組織や皮下脂肪組織を増やす働きは勿論ですが、組織の中のコラーゲンやエラスチンを増やす働きもあり、弾力性を失った皮膚や靭帯に対しても一部、弾力性を回復させる働きがあります。