(症例写真)成長再生豊胸Fを5セット その6

成長再生豊胸Fを5セット受けた、40代前半のモニターさんです。豊胸とともに、バスト上部の、肋骨の浮き出しの改善も希望されていました。術後の写真は、処置終了後、約3ヶ月を経過しています。しかし、この時期でも成長痛を感じていて、まだまだこれからバストサイズがアップする傾向にあります。

成長痛とは、主に成長期に発現し、組織が増大するときに、局所に軽い鈍い痛みを感じることです。身長が急激に伸びるときに、膝の少し下の部分に、この成長痛を感じることがあります。これは、特に男性に多いようです。女性の場合には、これが思春期に、バストに発生します。バストの場合、普段は軽く鈍い痛みなのですが、軽く皮膚に触れた時に、電気が走るような感覚になることもあります。また、痒みとしてこれを認識することもあるようです。成長再生豊胸は、バストに成長因子を補給することで、もう一度、思春期のようなバストの成長ポテンシャルを造ってやることが、治療の基幹になります。したがって、この成長痛と言うのは、成長再生豊胸の治療で発生する可能性が十分にあります。また、成長痛が発生するということは、成長再生豊胸が特に効果的に作用しているという証左でもあります。

バストの上部の肋骨の浮き出しについては、二つの要素があります。一つ目は、皮下脂肪が薄いことです。これは、痩せた方が、よくこのような症状を示すということから、容易に理解できると思います。また、体重がそれなりにあっても、上半身に肉が少なく、下半身につきやすいという場合も、同様です。二つ目は、筋肉が薄いことです。特に大胸筋の上部のボリュームがないと、このような症状を起こしやすいと言えます。これは、加齢による筋肉量の減少や、運動不足が原因と言えるでしょう。このように、皮膚から肋骨までの構成要素の厚みが薄いことが、肋骨の浮き出しの原因ですから、この状態でバッグを挿入する手術を行うと、バッグの形がそのまま浮き出すことになります。したがって、豊胸手術を受けようとした際には、その方法の選択には、慎重な検討が必要となります。