(症例写真)成長再生豊胸Fを6セット その1

モニターさんは、20歳代前半の女性です。成長再生豊胸Fを、3セットづつ、合計6セット施行しています。2回の3セットづつの間隔は約1年と、通常よりも少し長めになっています。

成長再生豊胸を受けようとする患者さんに、比較的よく尋ねられるのは、処置を受けるスケジュールのことです。「どのような処置スケジュールで成長再生豊胸を受ければ、できるだけ大きな豊胸効果を出せますか?」と、尋ねられます。成長再生豊胸Fの場合には、少ないセット数で、回数を分けてやったほうが良いのか、一気に5セットまでやってしまったほうが良いのかということです。これは難しい質問で、今までの観察結果としては、最終的な豊胸効果に差がないというのが、現状です。したがって、成長再生豊胸Fを受ける際には、その他の要素を重視して、1回のセット数を決めればいいと思います。つまり、できるだけ早く豊胸効果を出したいというのを優先するのか、時として痛みとして感じることのある術後の張り感を、最低限にとどめたいのか、あるいは、手触りの上で、この張り感に伴う硬さを避けたいのか、これらのどれを最優先にするのかということです。勿論、できるだけ早く豊胸効果を得たい場合には、できるだけ多くのセット数を一度に行うことになりますし、張り感に伴う症状を抑えたい場合には、少なめのセット数で、処置回数を増やすということになります。但し、一つ、アドバイスをするとすれば、授乳を経験している方の場合、豊胸効果の速さを優先して、一度に多くのセット数を受けていただいてもいいと思います。それは、一度、皮膚や乳房・バストの靭帯が、授乳時の乳腺の張りによって、伸ばされているため、一度に多くのセット数を行っても、あまり強い張り感が出ない傾向にあるためです。