成長再生豊胸Fを、5セットづつ、合計で10セット受けた、30歳代のモニターさんです。体型的にはかなり痩せ型で、食が細いため、バストでの脂肪組織の増殖について、やや不安がありました。写真は順に、術前・5セット終了後・10セット終了後3ヶ月となります。
成長再生豊胸の基本的な治療コンセプトは、あくまでもバストの成長であり、何かを注入・挿入して、その体積で豊胸効果を獲得するのではありません。それは、成長再生豊胸Fでも同じことです。成長再生豊胸Fは、注射液がドロドロしているので、吸収が遅く、ゆっくりと周辺の組織に成長因子が放出され、注射液の吸収とともに、バストが成長してきます。したがって、注射直後からしばらくの間は、注射液によって豊胸効果が得られているのですが、その後は、全て自分のバストの組織となります。自分のバストの組織ということは、MRIやCTなど、どの検査であっても、何かが入っているというのが、検出されることはありません。しかし、成長再生豊胸Fの術後半年くらいは、成長因子を含んだ薬液が、バストに残っている可能性があります。その残っている薬液は、嚢胞という形で検出されますが、悪性の可能性が高いとされることはないでしょう。そして、翌年の検診では、消失しています。このような、成長再生豊胸Fの術後の嚢胞ではなく、自然にできた嚢胞であっても、自然になくなることが多くあります。乳がん検診も、安心して受けてください。