モニターさんは40歳代後半で、出産授乳の経験ありです。 豊胸 目的で片側160㏄づつ、両方合計で320㏄の脂肪を注入した後、成長再生豊胸Wを2回行っております。術後は、2回目の成長再生豊胸Wの後、3カ月以上が経過した写真です。
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脂肪注入と成長再生豊胸を組み合わせた方法は、一言で言えば、バストの中で細胞を培養しているようなものです。脂肪注入でバストに注射された脂肪は、通常だと体積にして最高で約30%の生着率とされています。そこで、この「残る」部分の細胞と、吸収されてしまいそうだが条件によっては残る細胞に対して、成長因子を作用させるために、注入用の脂肪に加工を施してから注入するのが、当院の高生着率脂肪注入です。つまり、「 吸収されてしまいそうだが条件によっては残る細胞 」をできるだけ残るようにするということです。そしてさらに、成長再生豊胸は、そうやって残った細胞に働きかけて、細胞分裂を促し、さらに数を増やしていくといった具合です。
こちらのモニターさんですが、片側につき160㏄、両側で320㏄の脂肪注入を行った後、成長再生豊胸Wを2回受けています。術前は度重なる出産と授乳によって、乳腺はしぼみ、一度大きくなったせいで皮膚はたるんで弾力性を失っています。したがって、バストの組織 (乳腺・皮下脂肪) は ほとんどなくなっているといっても過言ではない状態で、たるんだ皮膚が胸壁に乗ってアンダーバストの箇所でしわになっているといった形です。クーパー靭帯も同様に伸ばされ、また一部は断裂していることが予想されました。術後は乳腺や皮下脂肪が大きく増加したことで、これらの状態は改善され、バストはサイズのみならず、その張りを取り戻した状態になっています。もちろん、張りを取り戻したのは、伸びてしまった皮膚の中にそれに見合うだけの体積の皮下組織が加わったことで、風船を膨らませたような効果が生じたからと言えるでしょう。そしてそのことだけでなく、皮下組織(乳腺・皮下脂肪)の密度も増加したことも、一因と言えます。費用総額¥1,130,000円(モニター)