40歳代後半の、出産・授乳経験のあるモニターさんです。術前の状態は、乳腺や皮下脂肪の萎縮があり、張りが失われている状態です。成長再生豊胸Fを5セット受けています。
成長再生豊胸による豊胸処置で、乳房の組織に萎縮がある場合には、写真上では、大きな効果が見えにくい傾向にあります。それは、乳房の皮下組織の量が、皮膚の容積に対して、少ないためです。例えて言うならば、大きなカバンの中に、少量の中身が入っている状態です。外見上の荷物の大きさは、カバンの大きさで判断されます。これをバストに当てはめてみると、一度伸びた皮膚の中に、皮下脂肪や乳腺などのバストの組織が入っている状態と、いうことができます。バストの外見上の大きさは、写真上は皮膚の容積として描出され、決してバストの組織の大きさを、そのまま反映しているとは言い難いと言うことです。
しかしながら、所謂、「張り」というものに関しては、バストの皮下組織の量が、物を言います。張りのある状態というのは、言うなれば、カバンの中身がぎっしりと詰まっている状態だからです。バストの場合には、皮下脂肪組織や乳腺組織の量が多く、皮膚の容積をしっかりと占拠しているということです。
これらのことから、成長再生豊胸による豊胸処置で、乳房の組織に萎縮がある場合には、まず、張りが戻り、次の段階として、バストのサイズがアップするということです。