Minimal Invasive Facial Aesthetic surgery(最小侵襲顔面美容外科) MIFAS part5 マニラの夜1日目

ティータイムが終了すると、病院近くのホテルまで車で送ってくれた。ちょっとシャワーを浴びて一服した後、再び迎えの車が来る。


Dr.Pascual主催の宴会場へ。翌日は午前8時から手術だと言うのに、皆、元気である。飲めや歌えの宴席が終了した時には、既に日付が変わっていた。
ホテルに帰って、すぐにシャワーを浴びて、ベッドに倒れる。翌日までサンミゲルライトが残っていないことを祈りつつ。
送迎の車を出してくれたレジデントと、送迎の車中でしばらく話をする時間があった。彼の父親は、肺の小細胞がんにかかっていて、闘病中とのこと。化学療法も放射線療法も無効で、気管にまで浸潤していて、手の施しようがないそうである。全身状態は申し分ないのだが、あとは死を待つばかりらしい。そこで、主任教授にも提案した、Dr.河井特製の、新しいがんの治療法について、説明をする。彼曰く、”Because we have nothing to lose, please give me the medication you have.”(もう、何も失うものはないから、その薬をください)とのこと。いわゆる、治験に参加したいとのことである。そこで、私は、個人的に、彼に1セットを手渡した。非常に感謝してくれたが、”It is too early for you to tell me “Thank you”. Please tell it after your father’s recovery” と伝える。1週間ほどの発熱があれば、シメタモノ。がんは、リンパ球ではなく、好中球という、白血球の大部分から攻撃を受けることになる。

「Minimal Invasive Facial Aesthetic surgery(最小侵襲顔面美容外科) MIFAS part5 マニラの夜1日目」への1件の返信

  1. うさぎ より:

    サンミゲルライトってなんですか?

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