(症例写真)成長再生豊胸Fを5セット その16

50歳代後半の、出産・授乳経験のないモニターさんです。成長再生豊胸Fを5セット受けて、豊胸しました。成長再生豊胸Fを選択した理由は、やはり実感を伴う即効性が欲しいということと、仕事上のダウンタイムを考慮してのことでした。

成長再生豊胸Fでは、女性ホルモンを補充します。この女性ホルモンですが、色々な副作用について、情報が出回っていて、心配になる方もいるかと思います。基本的に、女性ホルモンは、体内に存在するホルモンで、大部分が卵巣から分泌され、少量が副腎から分泌されています。閉経前には、卵巣の働きが活発なため、女性ホルモンの分泌も多いのですが、閉経を迎えると、卵巣からの分泌が非常に少なくなります。更年期障害というのは、この、女性ホルモンの減少に、身体のあちこちがついていかないことにより、自律神経症状を主体とする、色々な症状が出てきます。それらの治療のために、ホルモン補充療法というのがあり、女性ホルモンを補充してやって、更年期をソフトランディングさせるというものです。

そこで、この女性ホルモンの副作用ですが、バストに関して、最も気になるのは、乳癌の発がん性だと思います。この、女性ホルモンの乳がんの発がん性ですが、実は、他の発がん物質とは違って、少し時間的な要素が多いと言えるのです。女性ホルモンの発がん性というのは、高濃度で長期間に及んで、女性ホルモンを使用した場合ということになっています。実際、乳癌を発症しやすい人というのは、初発月経(初潮)の年齢が早く、閉経が遅い人ということが、疫学上、明らかになっております(家族性乳がんを除く)。そこから、女性ホルモンが高濃度に長期間、体内に存在しつつバストに作用している人ということが、公衆衛生的にも、コンセンサスが得られています。

そこで、成長再生豊胸Fのホルモン補充ですが、治療期間が何年にも及ぶわけではなく、短期間なのと、補充するホルモンの量からすれば、発がん率を向上させるとは考えられません。また逆に、閉経後の女性に関しては、生理を起こさせることで、子宮内膜がんの予防にもなると考えられ、むしろ、トータルで考えれば、健康的であると考えられます。