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W-PRP-F皮膚再生療法で肌の若返り
W-PRP-F皮膚再生療法は、従来のPRP皮膚再生療法を改良して、効果と確実性を高めた、皮膚の若返り治療法です。
PRP療法は、止血や創傷治癒などの、自然治癒力と組織再構築力を増強する働きを持つ血小板を、自分の血液から、遠心分離し、注入することで、皮膚が若返り、シワ・ほうれい線・ニキビ跡の凸凹などが改善させる方法です。 それに対して、W-PRP-F皮膚再生療法は、従来の1回の遠心分離で行うPRP皮膚再生療法よりも、血小板の濃縮率を高め、さらに成長因子(サイトカイン)を加えて、より作用と確実性を増強したPRP療法で、第三種再生医療です。治療は通常、一回で完了します。
後ろのほうには、
南院長のWPRPF体験記
がありますので、ぜひ、ご覧ください。
適応症状
加齢とともに起こる、皮膚のトラブル全般に有効です。
しわ
たるみ
しみ
加齢とともに目立ってきたニキビ跡
加齢とともに開いてきた毛穴
W-PRP-Fの特徴
・PRP皮膚再生療法 を進化させた、W-PRP-F皮膚再生療法
血小板由来の成長因子のうち、特にコラーゲンの生成を増加させる細胞に働く成長因子(サイトカイン)を、添加増量しました。これにより、強力な皮膚組織再生能力が発揮され、より早く、強力に効果を発揮します。
・効果が出るまでの期間が短縮。準速効性。
従来のPRP皮膚再生療法は、効果が実感できるまで2ヶ月程度かかっていましたが、当院のWPRPF皮膚再生療法では、効果の実感まで10日間程度と、大幅な短縮が可能になりました。
皮膚の中から、成長因子が力強く作用
W-PRP-F皮膚再生療法 は、自分の血液に含まれる血小板を利用し、さらに成長因子(サイトカイン・グロースファクター)を添加します。
血小板は、人体で、止血や組織修復の働きをします。その際、血小板からは、「成長因子(サイトカイン・グロースファクター)」と呼ばれる、細胞の分裂・成長・代謝を活発にする成分が放出され、これが皮膚の修復・再生に大きく寄与します。つまり、血小板が成長因子(グロースファクター)を放出しつつ、組織の修復を開始するわけです。
W-PRP-F を注射することで、添加した成長因子(グロースファクター)が、血小板由来の成長因子(グロースファクター)が働く前に働きます。そしてその後、高度に濃縮された血小板から、成長因子(グロースファクター)が早期に大量に放出され、働き始めます。つまり、W-PRP-F 皮膚再生療法では、コラーゲンの産生や毛細血管の新生などが、注射直後から活発化し、早期に肌に対して若返り効果を発揮していきます。
W-PRP-F皮膚再生療法・処置の手順と平均的術後経過
W-PRP-F 処置の手順
平均的術後経過
- 手術当日 :3時間後から洗顔・メーク可能。
- 手術翌日 :処置部分がむくんだ感じ。内出血があるものの、目立たない。
- 3日目 :むくみは、約80%消失する。
- 7日目 :元の状態に戻ってしまったような感じになる。
- 10日目 :効果の実感が、少しづつ現れ始める
- 2ヶ月目以降 :本当の効果が現れ、ほぼ完成の域に到達する。
W-PRP-F皮膚再生療法 症例写真
目の下のクマ 2
20代の女性のモニターさんです。
下瞼のクマを改善目的で、WPRPFの治療を受けました。
術後の写真は、まだ処置後1ヶ月目ですが、すでにかなりの改善傾向が観察されます。WPRPFは、真皮中の繊維芽細胞を増やし、コラーゲンを造成させることで皮膚の厚みを増し、より自然なしわ取り効果を発揮します。あと1か月で、WPRPFの効果がもっと出現して、クマはほとんどなくなることが予想されます。
目の下のクマ 1
30代の女性のモニターさんです。20歳くらいから、眼の下のくまに悩まされてきましたが、最近は特に状態が悪化したとのことで、W-PRP-Fの治療を受けることを決意しました。
元々のくまは、色によるものだったのですが、それに年齢が加わり、加齢による変形のためにお化粧では隠せなくなったのが原因です。目のクマの治療法はたくさんあるのですが、その中でも特にW-PRP-Fは、速効性はないものの、ヒアルロン酸の注入や切開を伴う手術と違って 、自然な仕上がりとダウンタイムの無さが人気のポイントです。
尚、成長因子の効果が出過ぎて、皮膚が盛り上がり過ぎてしまうことがありますので、最初から効果を最大限に求めるのではなく、ある程度の改善を目指すようにしていただいたほうが良いでしょう。
この他のW-PRP-Fに関する症例写真は、症例写真集のサイトでご覧ください。
南院長のW-PRP-F体験記
院長得意の、自分の身体を張った人体実験!強力脂肪溶解注射に続き、今回は、W-PRP-F皮膚再生療法を、自分自身で試してみました。施行は2008年5月です。
準備から注射まで
さて、次はいよいよ注射です。左と比較することで効果が判定しやすいように、右のみに注射します。注射するのは、向かって左です。注射する範囲は、目じりから目の下にかけての範囲です。
注射直後は、注射液の体積の分や、操作の刺激で、ぷっくりと腫れています。
術後3日目の状態。
治療をしていない、左目との比較。
術前との比較。
3日目の状態は、既に状態の改善が観られるが、内出血での変色も観察されています。 この程度の変色なら、お化粧で十分に隠せると思われます。
7日目の状態
治療をしていない、左目との比較。
術前との比較
14日目の状態
内出血は完全に消失し、治療の効果のみが現れています。
1カ月半の状態
未治療の左目との比較
術前の状態との比較
術後1年と1カ月半
未治療の左目との比較
まだまだ、治療した右側のほうが、しわやくまが少ないのがわかるでしょう。
術前との比較
術後6年弱
術後6年経っても、目尻及びその下の部分は、未治療の左側よりも、しわやクマの様子が違います。
未治療の左側との比較
明らかに、治療した右側のほうが、しわ・くま、ともに少ない状態です。
術前との比較
6年経った状態でも、術前よりも若々しいのが、見て取れます。