完治を目指した腋臭手術

従来の方法は、大きく分けると、剪除法、吸引法、超音波法、高周波電気分解法、組織削除法などに分かれます。
それらのなかで、確実に効果があるのは、剪除法と組織削除法のみです。他の3つの方法については、考案者自身が学会にて完治の可能を否定しています。

しかし、剪除法は手術用のはさみを使うため、取り除く層の不均等が生じやすく、皮脂腺にある再生中枢の多くを残し、再発の原因となっています。また、組織削除法は、切開創から目で見て確認ができないため、取り残しや削りすぎがあるばかりか、術後出血の頻度が高く、外来での治療には不向きでした。

南クリニックでは組織削除法に準じてスーパーシェービングを行い、確認を十分に行うことで取り残しを防ぎ、さらに内部の止血を完璧に行うことで、外来での完治を可能にしました。

ワキの皮膚の断面(わきがの原因)

 

南式スーパーシェービング

アポクリン腺エクリン腺だけでなく、再生中枢まで切除。再発しない

 

従来の方法 吸引法・超音波法

アポクリン腺はとれるけど … 再生中枢から再発

 

従来の方法 反転剪除法

エクリン腺やアポクリン腺までとれるけど…。 残った再生中枢から再発