鼻先の幅を細くする手術を、鼻先の縮小術(鼻尖縮小術)と言います。
鼻尖縮小術にはいろいろな方法があります。その理由としては、鼻先の形態やその構成要素が一人一人違うからです。鼻先の形態を決めているのは、主に軟骨と、皮膚の厚みであるということができます。
軟骨が大きく、皮膚の厚みがない鼻先であれば、軟骨を切除したり、切除後の軟骨を中央で縛ったりすることで、鼻先を細くしたり小さくしたりすることができます。このパターンは、主に白人の鼻に多い傾向があります。逆に、軟骨は小さいのだが、皮膚が分厚い場合には、軟骨の操作のみでは良い結果が得られず、皮膚の厚みに負けてしまうことが、しばしば発生します。その場合には、軟骨を他の場所から採取してきて、鼻先に移植し、皮膚の厚みに対して軟骨の要素を増やしてやる必要があります。軟骨を採取するのは、耳介の軟骨の一部を使用することが多いです。
こちらのモニターさんは、20歳代半ばの男性です。鼻先の軟骨を一部切除し、中心で縫い合わせ、鼻先の幅を細くしています。切開は鼻の穴の中のみで、鼻柱への切開は、加えていません。
医療広告限定解除要件
副作用・合併症:左右差、鼻の孔の縦長への変形
費用・料金:30万円