太もも・膝上・膝内の脂肪吸引

太ももに脂肪吸引を行った30歳代のモニターさんです。術前の皮下脂肪層があまり厚くないにもかかわらず、効果としてはそれなりのものを獲得できています。

その理由は、当院の脂肪吸引の皮膚に対する引き締め効果にあります。当院の脂肪吸引は、直径が細いカニューレを使用することで、皮下脂肪層のうち、皮膚の直下の浅い層の脂肪まで吸引するという表層脂肪吸引を、表面の凹凸のリスクを低下させて行うことができます。この表層脂肪吸引と言うのは、皮膚の直下の脂肪を吸引することで、真皮の裏側から皮膚に刺激を与え、コラーゲンを増殖させ、皮膚が収縮するのを利用して、術後のタルミを予防するものです。つまり、皮膚に対する引き締め効果を発揮する脂肪吸引の方法です。

皮膚の直下の脂肪が、脂肪吸引によって吸引されて取り除かれると、その刺激によって皮膚にはコラーゲンが増生し、弾力性が回復し、皮膚はその面積を減少させ、たるみの改善へと向かいます。

皮膚の中の成分として、特に真皮の場合には、コラーゲンがその主体を成していて、約80%以上を占めるとされています。コラーゲンはその中に水分を豊富に含むことのできるタンパク質で、皮膚の保水能力にとって欠かすことのできないものです。このコラーゲンは、年齢とともにそのボリュームが失われ、それに伴って皮膚の保水力は低下し、皮膚自体は弾力性を失って薄くなり、伸びたままになります。これが皮膚のたるみの大きな要素となります。皮膚の直下の脂肪が吸引されると、そこには修復機能が働き、この線維芽細胞主に増加し、その部分には多くのサイトカインが発生して、コラーゲンができてきます。このことによって、皮膚にもコラーゲンが増生してタルミを改善し、引き締まることによって、プロポーションに対してより大きな効果を及ぼすことができるのです。したがって、皮下脂肪を取るとたるむのではないかという心配をされる方がいますが、余程多くの脂肪があって、分厚い皮下脂肪を吸引して取ってしまわない限り、それは心配には及ばないということなのです。

医療広告限定解除要件
副作用・合併症:肥厚性瘢痕
費用:60万円